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詩集ー未公開のアセンションたちー

91.太陽の温もりは本物(詩)

海岸沿いの駐車場で眺めてる 海に飲み込まれている途中の太陽と 全て真っ赤に染まった君の横顔 あの夏は確かに君が居た 潮風とその時の匂いに 君の笑顔がそっと添えられて 想い出は想像を遥かに越え 脳の中の脳に焼き付いてる  君が...
詩集ー未公開のアセンションたちー

90.狙われた街(詩)

今日も殺人的な暑さだぜー 湿度67%が気に入らないらしい 雨は降りそうにないのに なんか信じられない事件ばかりだぜー そんな毎日に慣れてしまったから 偉そうな政治家が造った信頼関係を 狂わし宇宙人がこの街を狙っていても・・・ ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

89.全てを壊して・・・(詩)

全てを壊して前に進まなきゃ 何も見えやしない 何も出来やしない 全てを壊して明日に進まなきゃ 誰も見てくれない 誰も愛せないから・・・ 過去を背負って 今どこかに向かおうとしている自分は 重荷になってる 重い思い出ばかりだから...
詩集ー未公開のアセンションたちー

88.前略、世界平和殿(詩)

あなたの名前は聞いたことがあります。 しかし人類の前に一度も現れませんね。 なぜ一度も会ってくれないのですか? そんなに我々は愚か者ですか? そんなに我々は罪人者ですか? どうすればあなたは満足してくれますか? 前略、世...
詩集ー未公開のアセンションたちー

87.愛の匂い(詩)

最近まで幸せは当たり前に殺されていた それを蘇らせてくれたのは紛れも無く君なんです 徐々に寒くなってきたけど身体の調子はどうだい? 外に出た瞬間の乾いた匂いが不意に不安を呼ぶんだ 会えない夜が二人をまた大人にしてくれるね 君がいつ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

86.先生、あのね(詩)

隠してるから恥ずかしいんだろ あの頃の想い出だって 馬鹿になってみたって どうしようもないこの世界で 恥らうことばかり ためらわないで 裸になればみんな同じ人間なんだから 青空よりも青色を見つけた それは幼い頃の自分の眼差し ...
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85.人工少女(詩)

苦しさから逃れるために 性格と引き換えにして 人格を消去された少女 あの日から今まで 死んだように生きる日々・・・ 「もう人間じゃないの?」 笑いながら尋ねてくる でもその笑みに温もりは無かった 憂鬱もなければ、快楽もないや...
詩集ー未公開のアセンションたちー

84.人形峠(詩)

名前なんてただの記号でしかないと思ってた 私は自我を失った人形だから 命なんてただの証でしかないと思ってた 私はいつでも死にたいと願っているから 嘘じゃないのに 嘘と言って 嘘に騙されて 嘘に殺された とおりゃんせ とおりゃんせ ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

83.人 間 牧 場(詩)

so be ・・・ so be ・・・ so be ・・・ たくさんの鳴き声は悲鳴らしい 何やらあの場所に脅えているらしい 人間臭いな・・・ 隣の牧場は・・・ 綺麗だった海を黒く染めた罪 鮮やかだった森林を伐採した罰  人間が人...
詩集ー未公開のアセンションたちー

82.仔猫を撫でるように(詩)

また原子力とか自殺とかテレビが喋ってる また経済効果とか民主主義とか新聞が嘆いてる 安らぎや死刑判決や温暖化は誰の基準で決まるの? 死んだ人は良い人だったと必ず言わなきゃいけないの?  仔猫を撫でるように見つめよう この世界が向か...
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