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80.至福の時間(詩)

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男らしいとか 女らしいとか 求め過ぎて
大切な人間らしさを忘れ掛けてたね
何気ない会話 何気ない食事の間に間に
不意に気付いた 自分サイズの幸せ…

至福の時間 それは今なんだ あなたのその笑顔
いつも見ているから つい受け流してしまいそうだった
至福の時間 それをこれからずっと 守り続けることこそ
また明日に繋がる生きがいを与えてくれるんだね

また戦争だと無表情なテレビが僕を惑わす
例え世界を手にしても幸せになる訳じゃないのに
救いあった 奪い合った その繰り返しばかり
求め合った 殺し合った それが人間なのかな

至福の時間 それは明日だと 信じて戦う者よ
そんなまやかしに踊らされて まだ気付かないふりするつもり?
至福の時間 それを与えるのは 神様なんかじゃない
もう武器なんか捨ててお互いの過去を教え合いましょう

知的とは何かな?
利口な生き方が幸せなのかな?
それなら僕は不幸なのかな?
そんなこと誰が決めるのかな?
本当はみんな戦いたくないんだ
だけど権力者がそれを許さないんだ
僕たちは過ちばかり犯す生き物だ
だから全ての罪を受け入れる強さを求めて
今も尚…

至福の時間 それはこれから 沈んでいく夕日を
一緒に眺めているこの一瞬が永遠に変わる風景
至福の時間 それは簡単さ 他人の幸せに嫉妬していたら
自分の幸せに気付かずに 何もかも流されて行くよ
時間とか… 命とか… 想いとか… 永遠とか…

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