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150.四季が使う言葉、日本此処に眠る。(詩)

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蜘蛛の巣の様に美しい模様だった
子供の頃そう思ってたこの国

いつから狂い始めのだろう・・・
春雨の朝 涙流れる優しい気持ちどこに行った

少年、少女の眼に映る醜い大人の姿
老人、老婆になる頃の醜い祖国の姿・・・

四季が伝える言葉 聞こえますか
善とも悪とも言えないこの国の行き先は
当たり前の見えない未来
まだ「おやすみ」と言わないで・・・ 日本と言う名の真心

動脈の様に激しい動きだった
青年になってどう捉えた私の覚醒

いつから気付き始めるのだろう・・・
真夏の夜 ココロ流した潔き気持ちどこに行った

昔読んだあの詩は誰が書いたのだろう

在るべき国の姿はこうだと決め付けた詩

困惑の中で書き記したこの詩よりも

清らかでまるで正しいと思い込まされる詩

この詩はいったい誰に伝わるのだろう

既にどうでもいいことだろうけど・・・

秋風に舞った枯葉と言葉は空にかき消され

新しい何かが生まれる事 信じてたことは

まるでこの国が今はまだ冬だと信じ
いつか必ず春が訪れる事
伝えているみたいに・・・

四季が使う言葉 伝わりますか
切なくも強い意志をこの国は伝えてる事
多くの犠牲 多くの誕生も 歩む道はいつも四季である様に
無くしてはならない事ばかり・・・
それでも歴史は繰り返される・・・

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