二つの影が一つに重なる 今日の終わりを告げる夕陽で･･･
今まで何人の犠牲の上で 今の自分が存在すること
隠された涙の数だけに 飾れる花がないと知った瞬間
愛されるまでの価値を いつか勝手に決めてた日々に
本当の愛の意味を教えてくれたのは あなたでした
孤独から解き放たれたこの感情を 迷うことなく愛と呼べるのなら
あなたが生んでくれたこの感情に 自信の持てる自分に会えるかな
一人では生きられない意味を初めて知った夜
あなたの笑顔が教えてくれた夜
気が付けばいつも二人きり 夢物語みたいに
何もかもが楽しいと思い込んだ 光と影の狭間で
知らず知らずのうちに 当たり前になってた距離が
別々の夜に覚えた切なさと不安が 心に降り募り
離れた体、近づく心、反比例しているから 安心して眠ろう
あなたの夢に出れるように何を残して行こうか
夜の間だけ暗くなるのは空だけじゃないけど
夜の間も抱きしめてくれる優しい声が聞けるから
未来から解き放たれたあの感情を 疑うことなく愛と呼べるのなら
決まり事が無くても抱き合える 当たり前に感謝を･･･
希望より絶望を望んでたあの頃は 何も知らない子供でもなかったね
春よりも温かな冬があること教えてくれた あなたの風よ･･･
目隠ししても分かる君の心と体に
今宵は悲しいペーパームーン 静かに愛させて
二つの影が一つに重なる 僕らを延々と見守る月で･･･
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