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ジワジワ迫って来る面白さ ~ACCA13区監察課 編!!(前半)~

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世界観!!

はい今回、ご紹介したいのはACCAと書いてアッカと読みます。
ACCA13区監察課という作品です。

オノ・ナツメ先生が原作で、アニメシリーズは全13話
ドラマティック群像エンターテイメントでございます!

まずは人物紹介の前に世界観からご紹介しますね。
何故かというと、このACCAは完全なる架空の世界!

舞台はドーワー王国!
そのドーワー王国の中で13の自治区に分かれているという設定なんですね

その13区を紹介しますと、、、

ファーマス区(農業が盛んで国の9割の収穫高を誇る)

ジュモーク区(人も作物も何もかもが大きい。区民の平均身長215cm)

ビッラ区(雪深く寒い土地・強いお酒が名産)

ハレ区(温暖な気候で長寿の区・高齢者が多い)

コロレー区(お洒落な街並み・女性が多く活躍している)

ヤッカラ区(ギャンブルが盛んな区)

フラワウ区(花の香りに包まれた区・資源が豊富で王国全体の資源を支えている)

バードン区(ドーワー王国の首都・ACCA本部所在地

スイツ区(伝統と格式を重んじる区・交通や物流、通信等に厳しい規制が掛けられている)

ロックス区(乾いた岩肌の荒野が広がる区・長髪の男が多い)

ドーワー区王室所在地の区・古くからの街並みが広がる)

ペシ区(海に囲まれた大小多数の島々を抱える漁業が盛んな区)

プラネッタ区(広大な砂漠地帯。地上では生活できない為、区民は採掘で拡大した地下で生活している)

はい、全部覚えなくていいですww
ただ、各区には様々な特徴と同時に様々な問題を抱えている事を知っておいてください。
この問題と思惑が今後の物語に大きな影響を与えていきます!!

それでは主な登場人物を紹介しますね

ジーン・オータス(主人公)

ニーノ(フリーの記者・ジーンの友人)

ロッタ(ジーンの妹)

グロッシュラー、リーリウム、スペード、パスティス、パイン(5長官)

モーヴ(ジーンの上司・本部長)

オウル(ジーンの直接的な上司)

ファルケ2世(国王)

シュヴァーン(王子)

これ以外にもこの作品には多くの魅力的な人物が登場してきますが、
今回は割愛させてください。

それでは物語に入りましょう!

主人公はジーン・オータス
ジーンはドーワー王国の平和を維持する為に作られた巨大組織ACCAに所属してます。
ここで出ましたタイトルの”ACCA”!!
そう、ACCAとは組織の名前だったんですね。
簡単に言うと、ドーワー王国の公務員みたいなものです。
(※利便的に公務員と書きましたが、ACCA自体は安月給の民間組織ですw)
そのACCAの中でジーンは監察課副課長を務めてます。
はい、また出ましたタイトルの”監察課”!!
この物語は監察課であるジーンがドーワー王国の隅々にある13区
1つ1つ廻って不正がないかを視察する物語なんですね~、、、

地味じゃない?

そう、派手なアクションはありません。
異世界というよりも架空の世界です。
なので、変な魔王も出て来なければ、
魔法も剣も出てきませんw

もっと言えば、誰かが死ぬような衝撃的なシーンもありませんww

物語は先程紹介した13区の特性を紹介しながら
「今日もドーワー王国は平和だな~」
そんなほのぼの日常系アニメになって、、、ません!!

もちろん、そんな801アニメじゃないんです!!
事件はじわりじわりと、しかし確実に
ドーワー王国全体を巻き込んで歩み寄ってきます!!

第1話から「もらいタバコのジーン」という異名を持つ主人のジーンは
ひょうひょうとして何を考えているのか分からない食えない男だと強調します。
そんなジーンですが、高校時代からの友人であるニーノだけには本性を晒します。
この2人はまぁ、よく酒を飲むシーンが多いですが、
このニーノという男、実はジーン以上に曲者なんですね~、、、
物語のキーパーソンになっていきますので、覚えておいてください!!

ジーンが家に帰るとカワイイ妹のロッタが居ます。
訳あって2人はいいマンションの最上階に住み
管理人をしているんです。
そんな2人の両親は15年前に列車事故で亡くているんです、、、
という設定を覚えておいてください。

そんなACCAの監察課で働いているジーンなんですが、
ある日「監視課の廃止」が5長官会議で決まってしまうんですね~

はい、出ました”5長官”!
この5長官というのは、文字通りで
5人の長官がACCAのトップに居るんですね。
なので、ACCAの方針や重要な事を決定するのは
この”5長官会議”なんです。

ジーンはいきなり、失業ですか!?
いえいえ、廃止になるという事は
現在の監察課のメンバーは違う部署に転部する事になります。

そもそも監視課の仕事は全13区で何か不正や隠蔽が無いかを
監視する課なので、必要ない訳がないんです!
何か怪しい廃止ですよね~

そこで動いたのがジーン!
すると、ACCA支部の巡査による不正と
ACCA本部監察課員の隠蔽を見抜き摘発したんですね~
不正を見事に見抜いたジーンの働きで
やっぱり監視課は必要だよね! という事で
監視課の存続が決まりました。

そんな感じで、1話完結の物語が進むのかと思いきや、
この後から各区を廻るジーンは大きな出来事に
巻き込まれていくんですね~

第2話ではACCAの誕生を教えてくれます。

昔、王室に不満を持った各地方の国民たちが
各地で一斉にクーデターを起こしたんです。
その事で国は崩壊寸前まで追い込まれたんですが、
これじゃあ、ダメだという事で
先代の国王様が各地区に話し合いの場を設けて
12の地区に中央自治区を設け、不公平のないようにしました。
それに納得した国民たちはクーデターを止め、何とか事なきを得たんですね~
その時に中央議会の制定平和を守る組織としてACCAが設立されました。
なので、現在は地方の12区と首都・バードン区を含めた
13区所在しているという事になっています。

そんな歴史背景を持っているからこそ、
いつの時代でも”クーデター”の噂が絶えないんですね~
もちろん、各自治区を廻っているジーンの耳にも当然のように
クーデターの話は入ってきます。
新入りのジーンの部下なんかは
クーデターの噂を信じてしまうくらいに
具体的な噂もあったりするんです。

そんな噂はジーンの上司に当たる
本部長であるモーヴの耳にも入ります。
いつもなら、いつもの噂だろうと聞き流すのですが、
今回の噂はどうも具体的過ぎないか?
と、モーヴ本部長は気になるんですね~。
そこでモーヴ本部長は独自で調査を始めようとするのですが、
そこにモーヴ本部長の上司に当たるグロッシュラー長官に禁じられます。

はい、出ました”グロッシュラー長官
はい、5長官の1人です。
ますます怪しいですよね~
しかし、モーヴ本部長は昔から
グロッシュラー長官を尊敬してます。
なので、
まぁ、グロッシュラー長官の命令ならと調査を止めます。

そんな状況下で、開かれたのが”5長官会議”!!
ACCAの重要な会議が早くも開かれるんです!
それじゃあ、議題は何か?
クーデターについて」です!!
グロッシュラー長官!!
やっぱり、クーデターありますやん!
そんなの、国がまた崩壊し欠けますやん!
それで、クーデターは誰がやろうとしてますのん?
気になりますよね?
すると、グロッシュラー長官は言うんです、、、
主犯はジーン・オータスではないか?
まさかの主人公が犯人扱い!!

グロッシュラー長官の一連の流れを確認すると、
モーヴ本部長にクーデターの調査を禁じさせて、
更にジーンがクーデターの主犯格だと疑惑を掛ける。
グロッシュラー長官が怪しい!!

それだけに留まらないグロッシュラー長官は
ジーンに監視を付けるんですね~
「怪しい行動を取れば、すぐに私の方に連絡が入る」

その監視役が、、、なんとジーンの友人であるニーノ!
なんで!?

はい、もう面白い!!

複雑な関係性に発展しました!
一気に怪しくなったグロッシュラー長官とニーノ!!

第3話では王室の話が描かれます。
現在の国王であるファルケ2世はもう高齢なんですね。
そうなると、気になるのが次期国王の話。
それはもう決まっているんです。
王室に現在の国王からすると次の世代に
男が生まれなかったんです。
それで次期王位継承権はもうすぐ成人を迎える
シュヴァーン王子”しか居ない状態だったんです。

しかし、このシュヴァーン王子!

まだ若くて、世間を何も分かっていない。
わがままで強欲な男だったんですね。
そして自分が国王になったら
ACCAを解体させようと考えているんですね~

あれはバカ王子だ」とモーヴ本部長が言う位に
国民からの評判は良くなかったんですね~。

そうなると国民からの反感が強まり、
クーデターが起こる可能性が高くなる、、、
そんな噂に危惧したモーヴ本部長だったんですが、
グロッシュラー長官に噂の調査は禁じられてます。
そこでモーヴ本部長が取った行動が、、、
ジーンに協力を求めるんですね~

何故、ジーンなのか?

モーヴ本部長からすれば、
まだ5長官がジーンに疑惑を掛けている事を知らない訳ですよ。
しかも、13区のどこから火種が起こるか
分からない状態ですよね?
そうなると仕事上、常に13区を飛び回っている
ジーンが適任だという事だったんですね~
面倒そうな話で普段のジーンなら断るんでしょうけど、、、
引き受けちゃんんです。

何故か、、、

ジーンはモーヴ本部長の事が密かに好きなんですね~w

一方、王室があるドーワー区では
シュヴァーン王子がもうすぐ成人を迎えようとしてました。
当然のようにシュヴァーン王子は、その瞬間に自分が国王になると
信じ切っているんですね~。
そして自分が国王になった暁には、
ACCAを解散させようと目論んでますよね。
それは現在の国民の大半は王室よりも
ACCAの方を強く支持しているんですね。
それをシュヴァーン王子は面白く思っていない!
そんな考えは周囲はよく知っています。
なので、シュヴァーン王子だけには
次期国王になってもらいたくない状況なんですね

そんな中、
いよいよ、シュヴァーン王子が成人になった事を祝い、
大規模な式典が開かれます。
ジーンも仕事でその式典に参加する為にドーワー区に向かいます。
もちろん、5長官モーヴ本部長から
13区の区長や支部長たちまで、
更にはニーノとその助手としてロッタも参加します。

これだけ大規模で大勢の有識者が集まるという事は
やはり、この式典で王位継承がされるのか、、、
そんな噂が囁かれる中で、
国王様の挨拶が始まるのですが、、、

まさかの、何も無し。
ただの挨拶だけで終わるんですね~

ホッと肩を撫でおろす周囲に対して、
怒りと焦りのシュヴァーン王子

では、何故にこんな大規模な式典を開催したのか?

よく考えてください!

これだけのお偉いさんばかりの豪華メンツ!
どう考えても所詮ACCAの中間管理職のジーンには場違いだと思いませんか?

その理由は今後明らかになっていくので、一旦置いておきましょうw

そんな場違いなジーンには嫌でも注目が集まります。
そんな時に動いたのが、5長官の一人・リーリウム長官!
皆がジーンに内密にしていたクーデターの主犯疑惑を掛けられている事を
ジーン本人に教えちゃうんですね~。

それでは何故、ジーンが主犯格にされたのか?
ジーンの仕事柄、13区を常に飛び回っているという事は、
自然と13区の人たちと接しますよね。
そこで内密に情報を交換したり、橋渡し的な事が容易に出来る立場だと
グロッシュラー長官は睨んでいたんです!

はい、思考がモーヴ本部長と全く同じ!!

そんなグロッシュラー長官に対し、
疑念を抱いていたのがリーリウム長官!
リーリウム長官は確信を持ってジーンに告げます

グロッシュラー長官、彼こそがクーデター派なんだ!

まさかの5長官の内部分裂!?

グロッシュラー長官はジーンを使い、噂を本物に仕立て上げて、
本物のクーデターを計画させようと試みている!

そう考えていたんですね~!

そんなリーリウム長官は国の平和とACCAを守る為、ジーンに協力を求めます、、、
ジーンは何て返事したんですかね~?

その答えは分からないまま、物語は進みます。

ここで明確になったのはリーリウム長官とグロッシュラー長官が
対立関係にあるって事です。

第4話でジーンは鎖された街・スイツ区に向かいます。
そこでジーンは実際にクーデターを目論む組織に遭遇します。
しかも組織の中にACCAの人間が居たんですね~。
スイツ区は他の区と異なり、情報や交通が遮断されているんです。

自由が無い!
どこかの国みたいですねw

だから「スイツ区は独立したい」という理由で
クーデターを企んでいるのですが、、、
これはジーンの知っている噂のクーデターとは違ったんですね~

ただ、実際のクーデターを目の当たりにして
ジーンの国に対する印象も徐々に変化していきます。

スイツ区から帰ってきたジーン。
そこにリーリウム長官はジーンに対して
監視役が居る事を教えるんですね~、、、

アグレッシブ過ぎるリーリウム長官!!

逆に怪しい!!

監視役の存在を聞いた瞬間、ジーンは監視員がニーノだとすぐに気付くんですが、、、
特にジーンはニーノに対して問い付ける事もなく、、、

そのまま話は淡々と進みますww

第6話では、グロッシュラー長官の出身地である
ロックス区に向かうジーン、
すると偶然にもグロッシュラー長官と遭遇します。

そこでジーンはグロッシュラー長官と直接会話をするんですが、
クーデターの話よりもまず15年前の列車事故
ジーンは両親を亡くした事を話します。

その列車事故はちょっと複雑で
ロックス区とペシ区の間で起こった事故だったんですね。
そこで賠償責任になった時に
どちらも責任を認めたくなくて揉めてたんです。
その時のロックス区の区長がグロッシュラー長官だったんですが、
遺族の気持ちを第一に考えないといけないという事で
ロックス区が全責任を取る形で事後処理をしたんです。
それだけでなく、それ以降の列車に対する安全性を向上させ、
その事からモーヴ本部長はグロッシュラー長官を尊敬している事、
その事にジーンも同じ考えだと伝えた上で、
リーリウム長官がグロッシュラー長官を疑っている事を告げた上で
グロッシュラー長官はクーデターとは関りが無い」と言うんですね~、、

謎が謎を呼びますww

そして物語は年末年始を挟みます。
すると、今年はACCAが生まれて
100年目を迎える記念すべき年だったんですね~

同時に今まで自分では動かなかった
モーヴ本部長がついに動き出します!
モーヴ本部長は直属の部下を使い、
本格的にクーデターの事を調べ始めます。

はい、ここまでが前半です。
どうですか?
地味にストーリーが大きくうねりを上げてますよね~
これがACCAの世界観!

次回、後半では衝撃のクライマックスを迎えます。
いや、衝撃というよりも、ACCAらしいよね~
って感じでしょうかw

では、また!!

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