それでは、早速参りましょう!
ACCA13区監視課 後半戦!!
第7話ではついにジーンが王室のあるドーワー区へと向かいます。
そして仕事をする上で、徐々に自分が置かれている立場を理解し、整理します。
・全13区に自分がクーデターの橋渡し役として各地を廻っているという情報が流れている
・自分は全13区の上層部からクーデター派として認識されている
・グロッシュラー長官も自分がクーデター派として捉え、監視している
・そんなグロッシュラー長官をリーリウム長官は疑念を抱いている
・リーリウム長官は自分に協力を求めてきた
・モーヴ本部長は自分にクーデターの情報を得るように依頼してきた
・ただモーヴ本部長は自分が橋渡し役にされている事を知らない
・ニーノはグロッシュラー長官の命令で自分を監視している
・そんな噂の中でも王室の方は何の動きを見せない
少なくとも今の国王が変わるまでは何もしないという認識だろうか、、、
さぁ、この状況下でジーンは思うんですね。
橋渡し役なら自分よりも適任者は幾らでも居るはず、、、
では、何故に自分がこの立場になっているのだろうか?
その謎が徐々に解けていきます
ドーワー区・王室では33年前の不幸について触れます。
何があったのか、、、
それは当時の第2王女様とその兵衛兵が乗船していた船が沈んだんですね、、、
その時に二人とも不幸の死を遂げられてしまいました。
そんな過去からシュヴァーン王子を始め、王族の殆どは
あまり外に出させて貰ってなかったんですね。
そんな過去を振り返りつつ、ジーンがドーワー区に付き
ニーノとカフェに入るんですが、まさかのmmm
国王様と鉢合わせになったんですね~
何故か、ジーンと王室が変に巡り合わされていくんですが、
これには種明かしが仕掛けられているんですよ~、、、 それは後程!!
ジーンよりもニーノの方が緊張するという珍しい展開でしたが、
国王様とは他愛もない会話をして、無難に時間が流れます。
ドーワー区では、それと言って大きな動きはありませんでした。
ドーワー区で仕事を終えたジーンは、その足でコロレー区に向かいます。
コロレー区とうのは、、、 あのモーヴ本部長の出身地なんですね~。
そんなタイミングでモーヴ本部長の直属の部下が
重要な情報を得たんですね~!!
「ジーンがクーデター派の橋渡し役だった」
はい、まさかの間違った情報!!
それと、もう一つ重要な情報を得たモーヴ本部長は
すぐにジーンの元へと向かいます。
デキる女は行動が早いですww
そして次のシーンではもうジーンと直接会ってます。
そして重要な情報を告げます。
「君は王族の人間だ。王位継承権筆頭の」
はい、衝撃の展開!!!
そして、その事実はジーンを取り巻く中でも知っている人は既に知っていたんです!!
だから皆はジーンに注目していたという事です!!
そうなると、クーデターの件は一体??
気になる所なのですが、このタイミングで王室に居る
シュヴァーン王子も真実に近い仮説に辿り着きます。
それは王子の成人を祝った式典でたまたま見かけたロッタの容姿。
シュヴァーン王子は驚いていたんですね!
どう見ても33年前の水難事故で亡くなった第2王女の生き写しだったんですね!
どうして、周囲は気付かない!?
っていうくらい肖像画がそっくりだったんですね~。
そこで王子は独自に調査して、真実を集めて行くと
辿り着いたんです!
あのロッタは王族の血をひいている!
そして王子はロッタには歳の離れた兄が居る真実を知ります!
そう、それがジーンなんですね~、、、
シュヴァーン王子は焦りますよ、
自分よりも年上で王位継承権があるとなれば、
次の国王候補は自分ではなくジーンになる訳ですからね~
そして第8話では、
全ての真実を初めから知っていたであろうニーノが話します
さぁ、ここで33年前から今までの出来事が全て明らかになるんですね~
まず第2王女のシュネーが王族から除籍される事になったんです。
何故か?
シュネー王女は優しくて、王室よりも国民の為に生きようとしていたんですね、
しかし、そう、王女が国民から支持を得ると王室の立場が危うくなってしまうです。
そこで王室としては、内密にシュネー王女を除籍、、、
即ち、暗殺を試みたんですね~
それが33年前の水害事故だったんです!
そう、全ては仕組まれていたんですね~
その水難事故を協力する為に駆り出されたのが
シュネー王女の御付きだった兵衛兵とその部下だったんですが、
その部下の息子がまだ幼いニーノだったんです!!
そして計画通りに船は沈みます、、、
しかし、実はその船にシュネー王女も兵衛兵も乗って無かったんです!!
しかし世間では、この日にシュネー王女が死んだ。そう仕向けたんですね。
そしてシュネーは身分を隠して普通の女性として
バードン区で暮らす事になったんです。
しかし自分の娘が心配な国王様はシュネーにバレないように
全力で支援をするんですね。
その時の監視・報告役の任務に就いたのがニーノの父親だったんですね~
ニーノの父親はシュネーにバレないように
毎日写真を撮り、日々の様子を国王様の兵衛兵に報告する。
そんな仕事をしていたんですね~
そんな中でシュネーはパン屋で働き、
ある貧乏な青年と恋に落ちて結婚するんですが、
それを知って、王室は密かに動いて
高層マンションを建てて、
その青年に管理人をさせるように仕向けたんですね~。
はい、繋がりました!!
ジーンもロッタも知らない真実を
ニーノはリアルタイムで知ってましたw
そして遂に息子であるジーンが生まれます。
それを幸せそうに報告するニーノの父親、、、 ちょっと待てよ!?
はい、皆さん
ここで謎が生まれますよね。
ジーンとニーノって高校時代からの友人だったんですよね~
でも、ニーノはもう生まれて10年以上経っている状態で
ジーンが生まれた事を知ります。
はい、実はニーノにも父親と同様の任務を授かります。
それがジーンが高校生になったタイミングで
ニーノもジーンと同じ高校に通い、
ジーンと仲良くなり、至近距離で写真をバンバン撮って
王室に報告する事だったんです!
しかし、その時のジーンの年齢は既に25歳!!
25歳で高校生役!!
強引な任務にジーンの父親はメガネを渡して誤魔化せと言いますww
そう、ニーノはジーン一家を観察・報告する為に近づいたんですね!!
しかし、ご存じの通りシュネーは列車事故で亡くなりました。
実は、その時にニーノの父親もその列車に乗ってたんですね~
そう、実はそこでニーノも父親を亡くしていたんです。
しかし、王室は残された2人を心配して
今後も監視・報告の任務をニーノに託します、、、
はい、ここまでのニーノが話した真実です。
ちなみに、シュネー王女は王室を正式に除籍されているので、
ジーンに正当な王位継承権は無いそうですw
さぁ、これで分かりましたよね。
何故、国王はシュヴァーン王子の式典を開いたのか?
そして、その式典にジーンとロッタが居たのか?
全ては国王様が一度でいいから直接ジーンとロッタを見たいという願いであり、
その願いに対して、ニーノや裏方さんたちが全員で協力していたんですね!
全て計画通り!!
からの第9話以降では、いよいよ、クーデターに向かっていきますw
まずは王室の方でもシュネーの血筋が
生きている事を知る者が現れるんですね。
そうなると、面白く思わない者も出てきます。
それが第1王女です。
今は次期国王に最も近いのがシュヴァーン王子ですが、
その次となると第1王女の娘になるんですね。
そこで第1王女はロッタとジーンを暗殺しようと
試みるのですが、未遂に終わります。
次は5長官の方です。
緊急会議を開くんですが、そこでグロッシュラー長官が
全て自分が仕組んだ事だと告げるんですね。
つまり、グロッシュラー長官がクーデター派だったんです!
しかもACCA主体でクーデターを起こし、
王室を潰そうと考えてました!
そんな考えに賛同したのが、まさかのリーリウム長官!
その流れで他の長官も賛成しちゃうんです!
しかし、これ、、、 実は裏でリーリウム長官が操っていたんですね~
全てはリーリウム長官がグロッシュラー長官を動かしているんです!
ただ、グロッシュラー長官は純粋に今後のACCAの為に動いたんです、、、
しかし、リーリウム長官!!
この男が曲者だったんですね!
はじめの方で書いた各区の名前と特徴を見返してほしいのですが、
それぞれに様々な特徴がありますよね?
その中でも、リーリウム長官の出身地であるフラワウ区
・フラワウ区(花の香りに包まれた区・資源が豊富で王国全体の資源を支えている)
資源がとにかく豊富!!
故に今の王室体勢が面白くないんですね~
ACCAが王室から実権を握り独立すると、
今後は13区内での優劣が付き始めます。
そうなると、圧倒的に有利になるのが、このフラワウ区なんですね~
即ち、リーリウム長官は自分の出身地・フラワウ区が
この国で覇権を握る事を目論んでいたんですね!!
さぁ、クーデターの準備が内密に着々と整い始めます。
そんな中でジーンはプラネッタ区に行くんですが、
ここでも考えさせられるんですね~
このプラネッタ区は広大な土地がありながら、
食物は何も育たずに、砂漠しかない。
地上では住めない劣悪な環境の為
区民はみんな地下で生活している。
でも、夢を追う区民は地下に資源があると信じて
地下を永延に掘り続けているんですね~
貧しいながらも、活き活きと生活している。
スイツ区とは全く別の形をした区。
この区長はクーデターを起こしても何も関りが無いと思っていたんですが、
そのプラネッタ区支部のACCA職員に言われるんですよ。
「もしも、資源が出てきたら
次期国王に変わりACCAが無くなり秩序を失った世界では
戦争になるのでは?」
その考えからプラネッタ区もクーデターに賛同します。
これを聞かされたジーン、、、
まさか自分が一国の命運を握る立場になるとは思いもしないですよね~
さぁ、そんな中で緊急事態が起こります。
ファルケ2世国王が倒れられ、容体が悪化しました。
ACCA本部では設立100周年・式典の為の準備を進めていたのですが
状況は刻一刻と変化します。
その最中、ジーンは最後の地方区であり、
疑惑の土地・フラワウ区に向かいます。
そこで事件です。
国王が倒れて焦っているのはACCAだけではなく、
第1王女も同じだったんですね。
そこでもうなりふり構っていられなくなった第1王女は
部下に指示を出しジーンを暗殺しようとする。
仕事中のジーンを狙って銃弾を撃ち込むのですが、
その時、間一髪でニーノが庇って撃たれたんですね。
ついに王室絡みで犠牲者が出てしまいました。
しかも大切な友人です。
そうなると、流石のジーンも動かざる得ませんね、、、
そしてクーデターの段取りが整います。
舞台はACCA設立100周年式典。
倒れた国王に代わりシュヴァーン王子が来席します。
そこには各13区の区長や支部の面々も集合します。
何より全国民が注目している舞台です!
そこでクーデターを起こして
シュヴァーン王子に代わって
次期国王にジーンが就く事を国民に知らせて
めでたくクーデターは成功に終わります、、、
という手筈なのですが、、、
さぁ、実際はどうだったんでしょうか?
いよいよ、クライマックスの12話です!
式典は計画通りに進み、長官の祝辞から
モーヴ本部長の挨拶があり、遂に来ました
王子の挨拶、、、
そこで突然、特殊部隊がシュヴァーン王子を取り囲み銃口を向けます!
はい、ここでクーデター成功と思いきや
ここで出てきたのはジーンではなく、モーヴ本部長!!
そして、モーヴ本部長は王子に向かい、告げます。
「この国に王子はあなた一人です。シュヴァーン王子。
ACCAは国を守ります。
それは国の象徴であるドーワー王家を守る事と同じです。
この国はドーワー家の知性の基、発展と繁栄を続けてきました。
ドーワー家の安寧が続く事、それがこの国の安寧を意味します。
ドーワー家を引き継ぐあなたには御身を大事にして貰いたいのです。
ACCAを信頼してくださったのは光栄です。
ただ、このような少人数の護衛を伴うだけのご筆座はやはりお控え頂きたい。
もちろん、新鋭隊の方々が精鋭揃という事は存じてます。
しかし、いつ今のように銃口を向けられる立場である事をご自覚ください。
それをお伝えしたく、寸劇まがいの演習を式中に盛り込ませて頂きました。
ご無礼をご了承ください。
力を誇示しないという王子の寛大さは国民も誇りに思うでしょう
ドーワーのお血筋は争いを好まない。だから平穏なのです。
力を誇示する指導者では国に平和は齎されません。
ドーワー家こそ平和の象徴なのです。
だからACCAはそんなドーワー家の基、国を守っていきます。
我々は未来を王子に委ねます」
それを全国民の前で告げちゃったんですね~。
そこまで言われると、流石のシュヴァーン王子も降参です!
「ACCAには末永く国を守って貰いたい」
もう、こう返事するしかないじゃない!
シュヴァーン王子は悔しいです。
しかし、もう既成事実としてACCAの存続を全国民の前で確約してしまいました!
もちろん、国民は納得の拍手喝采!!
これでジーンが王子になる事もなく、ACCAが無くなる事もなく、
今まで通りの日常が続けられます!
そしてこの式典を切欠にACCAは新体制になります。
まず不要だった5長官制度は撤廃され、
ACCAのトップはモーヴ本部長になります。
そしてドーワー王国は全部で12区になります。
そう、クーデターが失敗に終わり、面白くなかったリーリウム長官!!
これを機にフラワウ区がドーワー王国から独立してしまったんですね~。
そうなるとドーワー王国のエネルギー源が不足して大変です。
そのタイミングで、
まさかのプラネッタ区から資源が見つかりますww
ロッタはシュヴァーン王子と仲良くなり、
王室にちょくちょく遊びに行くようになります。
そしてジーンはいつも通りの日常を取り戻しました。
終わり!!
さぁ、どうでしたか?
ジワジワと面白くなっていく群像劇!
政治的背景に様々な思惑が絡み合う仕組みは
現実の世界でも同じですよね。
だから余計に私たちを惹きつける作品なんだと思います。
また2年後にはOVAとして、1年後の世界を描いた作品もあるので
興味のある方は是非ご覧いただけたらと思います!
では、また!
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