はい、それでは前回の続きから始めましょう。
第12話から多々良は高校に入学する所から始まります。
まず新たに覚えて欲しい登場人物を紹介します。
前回までの主要人物も出て来るのですが、
もっと個性的で魅力的な人物が登場します!!
・緋山千夏(じゃじゃ馬)
・本郷千鶴(マッチョ女)
・甲本明(魔女)
・釘宮方美(不死鳥)
・井戸川民絵(最強モブ)
この5人を覚えてください。
損はないです。
まず高校初日の自己紹介で多々良は
「趣味は競技ダンスです」と宣言します。
すると、たまたま前の席だった女性から
「ダンスなんてやるんだ、、、 ダッサ!」
と鼻で笑われますW
はい、最悪な出会いです!!
ただ、これが後の運命の出会いになるんですね~。
もうオープニングを観た人ならお気づきでしょう。
このダンスを鼻で笑った彼女こそ、
後の多々良の正式なパートナーになる「緋山千夏」なんですね~
しかし千夏はダンスを心底嫌ってるんです。
その理由は後から徐々に明らかになる構成になってます。
物語は天平杯のDVDを多々良は雫と一緒に観ます。
そこで初めて多々良は自分のダンスを客観的に見るのですが、
あまりにも下手過ぎて「なんで、もっと早くダンス始めなかったかな」と後悔します。
そんな多々良の後悔に雫が応えます。
「ダンスはキャリアじゃないよ。子供の頃からやってて勝てない人も居れば、
逆に大学から始めてプロ・ファイナリストになった人も居る。
ダンスを始めて10年の人より、上手くなる事もある、、、
富士田君は遅くないよ」
ダンスの希望と絶望を教えてくれる言葉。
更に雫はこの時に留学を1年遅らせる事と、国内大会に引き続き参戦する事を多々良に伝えます。
そして宣戦布告するんですね~。
「だから富士田君も上がって来て。また同じフロアで戦おう
ただし、1年以内、、、 それ以上は待ってあげない」
カッコいい、、、 何、清春のカッコ良さが移っちゃった!?
これがこの新章のスタート地点です。
つまり、多々良は早くパートナーを見つけて、
清春・雫組が出る国内大会に出場する事が目標になったんですね。
そんな中で多々良は賀寿と共に仙石さんの試合を初めて生観戦します。
何故、賀寿と!?
実は入学した高校に賀寿も通ってたんです。
一度戦った相手、、、 友情が芽生えたんですね~、、、 スポコンの王道!!
(ちなみに賀寿は多々良よりも1学年上です)
その時の試合で初めて仙石さんのパートナーが登場します。
それが本郷千鶴!! 我の強い仙石さんに負けない個性の強さ!!
故に喧嘩の絶えないパートナーとして有名ですWW
そして日本で唯一、世界に通用する選手だと知らせれます
改めて仙石さんの凄さを際立たせてきます!!
眼の良い多々良は真の実力を目の当たりにし、
凄いを通り越してショックを受けちゃうんです。
その帰りに仙石さんのファンで群がり、多々良も巻き込まれ倒れ込むんです。
その時、多々良と一緒に倒れたのが、あのダンスを鼻で笑ってた緋山千夏だったんです。
衝撃の再会!!
ダンスは嫌い。でも仙石・本郷組の大ファンだったんです!!
翌日、普通に多々良に話をするんですが、ダンスは嫌いのスタンスは崩しませんW
そんな感じでいつも通り、ダンス教室に向かうと仙石さんと本郷さんが居ました。
そして密かに多々良の後を付けて来ていた千夏も合流するんですね。
そんな流れで多々良の練習に半ば強引に千夏も付き合わされるんですが、、、
いざ、練習を始めようと腕を組んだ瞬間に多々良は妙な違和感を覚えます。
そしてその違和感は一歩目を踏み込んだ瞬間に変わります。
「まさか、、、経験者!?」
そう、ダンスを鼻で笑ってた千夏ですが、実は経験者だったんです!!
でも、もう止めたんだと告げられます。
一旦は諦める多々良ですが、学校に居る千夏を改めて観察して気付くんです。
千夏の体系や仕草からダンサーの片鱗が窺える。
千夏は凄いダンサーなんだ!
そしてダメ元でダンスの練習に誘う多々良だったんですが、、、
「いいよ、練習に付き合ってあげる」
まさかの千夏から練習OKを貰うんです!!
そこから、どうして千夏がダンスの事を嫌ったのか、
徐々に分かって行くんです!
いざ練習を始めた多々良なんですが、
千夏と踊っても全く嚙み合わないんです。
それを見ていた仙石さんと本郷さんはすぐに千夏の秘密に気付きます。
そして仙石さんの指示で多々良と千夏の役割を逆にしたんです。
これ、どういう事か、分かりますか?
男性役をリードと呼ぶのですが、そのリードを千夏が、
そして女性役をフォローと呼ぶんですが、そのフォローを多々良がやるんです。
男女の立場を全く逆にしちゃうんですよ!
すると、ビックリするくらいに息が合っちゃうんですね~。
どういう事!? と疑問を残してその日は終わります。
そんな中、多々良も高校生になり、飲食店でアルバイトを始めます。
その飲食店の娘が「甲本明」です。
多々良と同じ歳で妙に色気のある女の子です。
そんな明と会話している中で実は明もダンスをしている事を知ります。
そんな楽しい会話をしていると、突然、そこに千夏が現れます!!
何故か、仲が悪そうな雰囲気を醸し出して、多々良がドン引きしますw
そこで全ての過去が明らかになるんです。
実は明と千夏は元パートナーだったんです!!
えっ!? 女性同士で!?
そう思いますよね。
ここで日本の社交ダンスの実情が滲み出るんですね~。
考えてみてください。
幼い頃にダンスを習いたいって子は大抵が女の子なんです!
つまり日本国内においてのダンス人口の男女比が全く違うんです。
なので、ジュニア時代までは女性同士のカップルも
大会に参加できる規定になっているみたいです。
ただ大人になるにつれて男性のパートナーが見つからずに、
競技を止める人も少なくないそうです。
そんな背景があり、千夏は幼い頃から男性役のリードしか踊って来なかったんです。
多々良と上手く踊れなかったんですね~
そんな背景を得て、明は新たなパートナーと組んで大会に出ると千夏に告げます。
すると、千夏の顔がみるみるうちに怖くなってきます!!
明の話に対抗心を剥き出しにした千夏がその場の勢いで多々良とカップルを組みます。
はい、再び多々良ドン引きwww
しかし目標であるカップルは成立しました、、、 ですが、、、
経験者でリードが上手い千夏にまだ始めて数カ月の素人当然の多々良。
まぁ、相性は最悪ですよね。
そして次に多々良がする事はただ一つです!
そう、清春・雫組が出る大会に自分も出場する事!!
しかし、競技ダンスの世界では階級が存在します。
カップルを組んだばかりだとノービスという初心者クラスから始まります。
そして大会で良い成績を残していくとD級、C級、B級、A級と昇格していくシステムだそうです。
当然ながら、清春・雫組はトップのA級選手!
そして清春・雫組が出る大会もA級選手ばかり!
なので、多々良・千夏組もまずは小さな大会に出場します。
その大会で7組中2位以内に入れば、めでたくD級に昇格します。
そんな強い思いで挑んだ多々良ですが、実際に大会に出ると周囲は老人カップルばかり!
これも実際の社交ダンスあるあるらしいです。
そんなレベルなんで当然のように余裕の優勝、、、 と思いきや!!
このアニメは多々良を優勝させないんです!
この素人ばかりの大会に、今まで怪我で休んでいた有名カップルが復帰してたんですね。
それが釘宮・井戸川組だったんです!
優勝はもちろん、釘宮・井戸川組!!
この釘宮さん、、、まぁ、顔が怖い。愛想が悪い。口も悪いの3拍子!!
しかも釘宮さんを教えているのが、兵藤マリサ!!
マリサ先生もこの大会を観に来てたんですね~。
この釘宮さんなんですが、ジュニア時代から将来有望なダンサーだったんですが、
大きな事故に遭い長期離脱してたんです。
多々良・千夏組の最大のライバル出現!!
そんな大会で優勝できなかった多々良はマリサに「ズルい子」と言われてしまいます。
その言葉がどうしても気になって、多々良は単身でマリサ先生の教室に単身で乗り込みます。
そこで練習していた釘宮さんにリードの本来あるべき姿を見せつけられます。
そこで多々良は本来あるべきリードを知ります。
社交ダンスとはリードの上手い下手で判断される競技だったんですね!
もちろん、上位に行けばカップルの評価もされるんですが、
予選は全てリードの評価次第で決まるという残酷な競技だったんです!
この事実を知った多々良は気持ちを改め、大きな決断をします。
その決断とは、、、
まさかの仙石さんの元を離れて、マリサ先生の教室に移籍します!!
そこから基礎を中心としたマリサ先生の厳しいレッスンが始まります!
その甲斐あって、多々良・千夏組は着実に実力を付けて行きます。
そしてマリサ先生に内緒でグランプリ・シリーズに出場しちゃうんです。
このグランプリ・シリーズというのが、清春・雫組が出る大会なんです!!
つまり、ここで早くも雫との約束が叶うんです、、、と思いきや!!
このアニメは思い通りに行かせてくれないんです。
そう、清春・雫組はこの大会には出場しません。
今、海外遠征に出てるんです、、、 えっ!? 海外!?
もう次元が違うんですWW
ただ、この大会で多々良には収穫があったんです。
清春・雫組は出てないんですが、まさかの釘宮・井戸川組と明組が出てたんです!
そして「4本足の幻影」
はい、出ましたキーポイント「4本足の幻影」
これも社交ダンスの中でもトップクラスの人あるあるらしいんですけど、
パートナーとシンクロ率が高くなると相手の足も自分の足のように感じてしまう。
だから自分の足も4本あるような錯覚に陥るんですね。
ただ、多々良はそんな事を知らないから、4本足の幻影に戸惑って途中棄権しちゃったんですね~。
そこから多々良と千夏の仲が悪くなってきます。
しかも内緒で大会に出ていた事がマリサ先生にバレて、もう大変!!
と思いきや、まさかの軽井沢の別荘でレッスンをするという急展開。
しかも釘宮・井戸川組も一緒W
その軽井沢に行くとまさかの清春・雫組、赤城兄妹組も一緒W
もうフラグですね!
はい、はい、もちろん、事件が起こります。
まずグランプリを諦められない多々良に対して、
マリサ先生は条件を出します。
それが「東京都民ダンススポーツ大会」出場。
実質上位クラスの選手が出る大会です。
この大会で優勝できればグランプリの出場を許可してくれるそうです。
しかし、この大会には釘宮・井戸川組も出場します。
はい、ライバル関係成立!!
そして最大の事件。
多々良と千夏が大喧嘩!!
新しく加えられた振り付けに悪戦苦闘してストレスがマックス爆発!!
それもマリサ先生が仕組んだ罠だったんですW
全然上手くいかない二人は激しい口論になってしまいます。
そんな二人に手を差し伸べたのが、まさかの清春!!
清春レベルになると、二人の問題点くらい始めから分かってます。
しかし、清春は口下手で大切な事は教えませんWW
それで更に多々良と千夏の関係は悪化。
追い打ちとばかりに過去に真子とカップルを組んでいた事を知り、
千夏が嫉妬して更に悪化。
賀寿が提案した気分転換も逆効果!
そのとばっちりを真子に向ける千夏、、、
そこで真子は千夏に自分の境遇を語ります。
社交ダンスの残酷な部分がまたしても出ます。
それは男性上位の世界で下手な女性でも男性が上手かったら勝ててしまうんです。
だから、陰でそんな下手な女性を「ポチ・パートナー」と揶揄されるんですって。
それが真子だったんです。
賀寿との実力差を感じて自分を出せなかった。
そんな自分を変えたのが多々良だったんですね~。
そんな真子の真実を教えられて、千夏は奮起します。
多々良は多々良で雫に言われるんです。
「私の言葉で多々良君が苦しんでいるんだったら
私の言葉は忘れていいよ」
そんな雫の言葉に多々良は正直な気持ちを打ち明けます。
「どうしても君たちの印象に残りたいんだ!」
そうやって多々良と千夏は再び歩み寄り練習を再開します。
そして千夏が多々良に宣言します。
「今度の大会、私のせいで優勝できなかったら、遠慮せずカップルを解消して構わない。
私から解放してあげるわよ!」
この覚悟よ!!
千夏にとって最後のチャンス!
そんな千夏の覚悟に多々良も応えようと本気で向き合います。
だからこそ、口喧嘩が激しくなってきます。
ただ、前よりも内容のある口論になってきました。
そうやってついに、東京都民ダンススポーツ大会を迎えます、、、
はい、ここまでが後半の前半第17話までの話になります。
どうですか? 魅力的な人物たちの本気のやり取り。
青春してますよねW
そうなると、多々良・千夏組は決勝まで楽に進めると思うでしょ?
そんな訳ないじゃないですか!!
予選から目が離せない第18話以降は次回です。
ついに最終章! では、また次回!
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