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覚醒のメロディー(ショートストーリー)

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小さじ1杯の殺意と大さじ3杯の後悔を混ぜたような、

そんな覚醒のメロディーが終末の世界に降り注ぐ…

 

神が死んで、もう何十年と経ったのに

未だに真実を受け入れない他力本願な自称哲学者たちが

世界を密かに徐々に蝕み続け、資本主義者に操られてる。

 

ほら、辺りを見渡せば分かる。

みんな何かに洗脳されたがっている。

 

神より紙に縋った哀れな詩人も

曲より極を求めた作曲家も

絵画よりも海馬に刻む絵師も

みんな既に承知の事実。

 

さぁ、目を閉じて…

何が真実なのかを探して…

さぁ、脳を解き放ち…

この瞬間の解放区に ようこそ。

 

僕だけのメロディーを鼓動と共に奏でて

覚醒のメロディーをいつも胸に刻みながら

 

君が死んで十何年と経ったのに

未だに戦争は終わらないまま。

生きる事は苦しいと言うけれど

みんな死後の世界を知っているの?

 

君だけのメロディー 未来と共に奏でて

覚醒のメロディー ずっと抱きしめて

 

世界音痴の僕が正義を歌うと

世界中が優越感に浸れるだろう。

それが世界の本質なら

人間なんて何の意味があるだろう?

誰か教えてくれませんか?

 

僕が死んで何千年と経っても

きっと戦争は終わらないままだろう。

AIに支配されると恐れる人が居るけど

そっちの方が幸せかもしれませんよ?

 

閉ざされた楽譜の中で

音符たちが僕らを嘲笑ってる。

そんな裏社会も知らないまま

正義なんて分からないだろう。

 

結局、最後はLOVEなのか?

それとも自由が邪魔するのか?

思考だけに頼らずに

神の無駄遣いを止めて

怒り補正を忘れずに

自分だけの神に問い掛けて…

 

「さぁ、始めよう」

 

僕だけのメロディー

君だけのメロディー

世界のメロディー

全てユニゾンして

新たな世界が始まる

それが全ての答え

 

現実という名の幻想を打ち破り

さぁ、奏でよう

そんな覚醒のメロディー

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