昔は希望街と名前が付いてた場所
毎日濁った空が一日中夜みたいなベットで
あの頃を取り戻そうとフリージアの
花束を食べて眠った
先入観が崩壊を生んだ人の弱さだから
正しい日本語よりも美しい花を早く見つけよう
ようこそ、欲望通りの絶望街3丁目へ
食べ過ぎたフリージアの花束を
一枚一枚丁寧に吐き出しても
発熱が下がらない場所 希望にも戻れない場所
やっと見つけた宝物を手にした時
前に持ってた大切なモノが無くなってるみたいに
この街もまた例外でなく大人になって行く
この通りもまた希望に戻れない悲劇
まだ温かさ残ったベットの毛布が
寂しげに案内してくれる最後の場所
ようこそ、欲望通りの絶望街3丁目へ
通り過ぎる白い風を束ねて
1本1本丁寧に結んで捧げた太陽は
まだ見えないこの場所からでは
ようこそ、欲望通りの絶望街3丁目へ
純粋に飢えた野獣が彷徨う最後の場所
誰も信じない娼婦が彷徨う最後の場所
明日を失くした男が彷徨う最後の場所
…昨日を知らない俺が彷徨う最後の場所
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