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151.礎 (詩)

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疲れただけなら休めばいい 諦めたくない? なら走ろう
あの虹の上は歩けないと 誰かに嘘を擦り込まれた

この大きな大地にだって あの大きな太陽にも
始まりと終わりがある だから今が存在するのに

永遠を願う人々の群れが 列を成して命を削る
それが正しいことだと 疑う余地も与えずに

そうやって手にした かりそめの平和を
掘り起こせば他愛もない 単純な仕組みなのさ

邪(よこしま)な欲望も無償の愛も 人の礎
殺し合うのも愛し合うのも 命の礎
誰が決めたのか 分かる術もない いにしえの礎
今日もどこかで冒涜を続ける 明日の礎

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