スポンサーリンク

147.永久カレンダー(詩)

スポンサーリンク

8月が来る度に僕は切なくなる
平和の鐘を聞く度に切なくなる
今でも戦争はどこかで続いてる
それが現実だと諦めてしまいそうで

お国の為だとどれだけの兵士が信じた
本当は国に住む家族の為なんだろう
ありがとうとごめんを今もくり返す
でも最後はさよならと決まっているんだ

普通のカレンダーでは捨てられてしまう
だから僕は永久カレンダーを使おう
孫の代まで使ってもらうように伝えよう
もう二度とこの国で戦争が起こらないように

例えば僕と君が冷戦状態だとして
今日のデザートこっそり食べたとしたら
ニュースではもう大騒ぎするだろう
それぐらい平和って脆いものなのさ

「愛してる」と言って信じて貰えるかな
君が運命の人だって証明するものは無い
例え正解だとしても今の時代では
全て不正解へと導いてしまいそうで

普通のカレンダーでは捨てられてしまう
だから僕は永久カレンダーを使おう
孫の代まで使ってもらうように伝えよう
もう二度とこの国で戦争が起こらないように

広島に行こう 長崎に行こう
愛しい人と手を繋いで行こう
パールハーバーに行こう
出来れば笑顔で行こう
たくさんの犠牲の基に僕らは生きてるって
忘れない為に 永久カレンダーに刻もう

コメント

タイトルとURLをコピーしました