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118. 孤独な豚小屋(詩)

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夢を散らせた私は絶望花
今は孤独な暗い部屋で水をまいてる
もう一度会いたいな・・・希望蝶を想って

枯れ始めた心は秋空には残酷で
乾いた風と覚めた夢が交互に
この醜い顔に突き刺さって また一人

 孤独な豚小屋に閉じこもる
少しの矛盾も許せない心も
この醜い顔のせいだと勝手に決め付けて

孤独な豚小屋に開かない窓
眺めてるのは景色じゃなく
あの幼い思いが窓ガラスにまだ写ってる

世の中の不幸を笑うのは
モラルを知ってる証拠でしょ?
もう一度だけ花を咲かせたいな・・・

でも枯れ始めた心に希望の水を撒いてみても
あの時の様に後悔しか咲かないのかな
この醜い心の種ではやっぱりダメだね

 孤独な豚小屋に閉じこもる
少しの余裕を許せない心も
この醜い心のせいだと勝手に決め付けて

孤独な豚小屋に開かずの扉
掛かってるのは鍵じゃなくて
まだ人間として生きたい気持ちなのかな?

今日も殺された 昨日も殺されてた
明日も殺される 当たり前の世の中で
こんなにも生きたいのは何故?

 孤独な豚小屋に閉じこもる
少しの希望も許せない心も
この醜い魂のせいだと勝手に決め付けてた

孤独な豚小屋から出よう
扉は願えば開かれるはずだと
精一杯に人間として生きよう そして

夢を散らせた絶望花を
外の優しい陽射しに水をまいて
もう一度会おう あの頃に出会った 希望蝶に

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