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113.僕だけの歌(詩)

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いつの夏だった? 今よりも視界は低く
目の前に広がる夢は全て輝いていたね
何も分からず、ただ笑い合えたあの頃の親友
今はもう消えてしまった 僕だけが行ける場所に

 何故だろう 泣きたくなるのは いつも夏が終わる風
また少しずつ 寒くなるのは 季節だけじゃ無い気がしたから?

ごめんね、あの時 一つだけ嘘を付いた
取り戻そうと思ったのは君じゃなくてね
本当は、君と過した 尊い時間の宝物
思っていたより難しいね 過去を見つめて生きる事は

 何故だろう 泣きたくなるのは いつも後悔が僕を追い越した時
全速で追いかけても 二度と追い着くことができない

眠れない夜は 誰も知らない僕だけの歌
心で口ずさむのがいつからか子守唄になっていた
始まりそうに無い歌が 余計に僕の時計を止めて
同じ朝を何度か迎えた頃に生まれた始まりの歌

 何故だろう 不安な朝は いつも月曜日に訪れて
それでも大丈夫 明日がまた新しい僕を歌ってくれるから

 そうやって また人間は新しい笑顔に出会うのでしょう
それなのに まだ理屈っぽい 理由を欲しがるつもりなの?

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