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127.進化論(詩)

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「それは人間だから」 一番簡単な理由
全ての煩いは 大抵それで済まされる
愛するって何だい? 目に見えない身近なもの
それじゃあ信じないだろ? 平和だって疑い始め

どこから始まった この永遠は?
どこで尽きるのだろう この無駄な進化は?

空を飛べれないのは 人間がそれを臨まないから
明日を知られないは 神様がそれを望まないから
では、今生きている僕達は 何の為に死んで逝く?
それは儚い僕等は 死して初めて英雄になれる

本当は既に退化している その可能性をタブーにした
その世代からの贈り物が 今の悲しい世間だとしたら

 喜んで退化しよう それで人間に戻れるなら
躊躇う事無くこの命を捧げよう 誰に捧げよう 神様は拒絶
またそうしてあらゆる疑問を残して去るんだね
それでも欲張りな僕は 相変わらず生まれた理由を欲しがる

これが正義と信じて 共鳴し合い群がる文明
それは教育の賜物で 戦争の種へと変わった
間違いを認めない 偉人の痕跡に栄誉を称え
僕もここに記そう 争いだらけの世界を… どうも、ありがとう

それが答えだとして 進化して手にしたものは
憎しみと悲しみと 便利になった不便な世の中

 喜んで進化しよう それで戦争が終わるなら
戸惑う事無くこの生命を絶とう 誰に知らせよう 神様は疎外
またこうして新たな質問を残して去るんだね
それでも欲張りな僕は 相変わらず今日を殺して生きる

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