詩集ー未公開のアセンションたちー 155.虹色の焼却炉(詩) 明日に期待を寄せていた日々は 一瞬で崩れ去り 今は明日に怯える日々に追われて 何もかも奪い去ったのは誰ですか? 神様ですか? 新しい希望はどこですか? 明日ですか? 涙が溜まり海になるなら 防ぎようないですね 夕日が生んだ僕の影... 2023.12.23 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 154.天地創造(詩) また今日も誰かが 誰かを殺したんだって ニュースで他人事のように 言っていたのも人間で 最近、命の価値が下がっているね 明日も僕は生き残れるかな・・・ 偉そうに理屈並べてテレビで 議論し合ってるいるのも人間だって 美しき世界... 2023.12.22 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 153.誰かが僕の秘密を覗いてる(詩) 今トイレしてる姿 今このサイト見てる姿 今これ聴いてる姿 今あれに感じてる瞬間 平気でウソを言ってる姿 密かに笑ってる姿 強気で書いている弱さ 弱気になって捨てた詩・・・ 誰かが僕の秘密を覗いてる あざ笑いながらいつでも 「僕の一... 2023.12.21 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 152.蒼いバナナ(詩) 世の中は純愛に飢えて・・・ 生贄に晒される蒼いバナナ・・・ まだ成長過程の子供たちを・・・ 一つずつ狩って行った・・・ 残ったのは純愛とは程遠い・・・ 孤独という名の性犯罪・・・ 猛毒のベットで泣いている・・・ あの子に輝かし... 2023.12.20 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 151.礎 (詩) 疲れただけなら休めばいい 諦めたくない? なら走ろう あの虹の上は歩けないと 誰かに嘘を擦り込まれた この大きな大地にだって あの大きな太陽にも 始まりと終わりがある だから今が存在するのに 永遠を願う人々の群れが 列を成して命を削... 2023.12.19 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 150.四季が使う言葉、日本此処に眠る。(詩) 蜘蛛の巣の様に美しい模様だった 子供の頃そう思ってたこの国 いつから狂い始めのだろう・・・ 春雨の朝 涙流れる優しい気持ちどこに行った 少年、少女の眼に映る醜い大人の姿 老人、老婆になる頃の醜い祖国の姿・・・ 四季が伝える言葉 ... 2023.12.18 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 149.暫定モラトリアム(詩) 前世の僕は男であることを嘆いていつも逃げてばかりいた 現世の私は女であることを邪魔な存在にしか思えない 来世を与えてくれるなら僕も私も欲しがらない なんて 結局無いものねだりなんだよ だから初めから何も無い方が幸せなんだ きっと ... 2023.12.17 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 148.「幸せならそれで良い」(詩) 病気の子供を見て思ったんだ 何事も健康が一番だって そりゃあ辛い事だって 悲しい事だってゴメンだけどね 何不自由なく育った意識はない 無い物ねだりな性格だから ふとした切欠で教えられるのさ ベッドで眠る子供を見て 君は元気か... 2023.12.16 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 147.永久カレンダー(詩) 8月が来る度に僕は切なくなる 平和の鐘を聞く度に切なくなる 今でも戦争はどこかで続いてる それが現実だと諦めてしまいそうで お国の為だとどれだけの兵士が信じた 本当は国に住む家族の為なんだろう ありがとうとごめんを今もくり返... 2023.12.15 詩集ー未公開のアセンションたちー
詩集ー未公開のアセンションたちー 146.マイ・ピクチャ(詩) どうして日本に生まれたのだろう 今日もこうして平凡に暮らしてる 毎日の様に無責任な事件ばかりが 今朝のニュースを騒がしてる それを他人事の様に横目で見ていた 俺が今日も不自由だと嘆く 今日死ぬかもしれないのに 毎朝みんな同じ... 2023.12.14 詩集ー未公開のアセンションたちー