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65.君 死にたもうことなかれ(詩)

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死んで済む問題なんてない 生きたくても散った多くの命も
自ら終わらせた愚かさも 命の侮辱を誘っているのに
いつの間にか風化させた期間に 私は何をしていた?

生きたくて生まれたわけじゃないけど
まだ死ぬ準備もできていない
この世界中を探してみても私は私しか居ない
そんな気休めで今日まで生きてきたの

愛がこの世界で美しいモノ? その答えは未だに出ないけど
「君、死にたもうことなかれ」その言葉は胸に残ってる
欲がこの世界で美しいモノ? その答えを否定する要素も無く
「君、死にたもうことなかれ」この時代にも違う意味で必要らしい

何故だろう 戦争が続くと少しの平和で笑顔に救われる
何故だろう 生命が続くと少しの恐怖で実感が沸く

愛に少し愛された日々も 罪を罪で隠した日々も
どんなに時代が流れても人間の本質は変わらない
無理矢理乗せられた命のメリーゴーランド
未だに降りること許されず回り続ける

神がこの世界で正しいモノ? その答えは今夜のニュースで確かめよう
「君、死にたもうことなかれ」あの時代よりも生きづらくなってる
法がこの世界で正しいモノ? その答えを否定する要素も無く
「君、死にたもうことなかれ」この時代にも少しの安らぎを

呼吸をする本当の理由が知りたくて…
空が青い本当の理由が知りたくて…
そんな当たり前に今日が殺された。そんな毎日です。

PS 悔しいのは時計の針より私の鼓動が早く止まることを知っていること

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