思い出はいつも 月明かりの下に晒されて
悲しい感情ばかりだけど それが逆に美しく映る
もう隠せない 偽れない
「愛してる」なんて惨酷な言葉でしょう
この世に何度降り注いでは 何度涙をさらって逝ったのでしょう
月想ひ ひとつ 秋風と共に届けてよ
「愛してる」なんて言わなくてもいいから
早く私の元に返ってきて
縋る恋なんて何の意味を持たないと思ってた
私の言葉はいつも骨みたいに直接過ぎるから
今宵の月の形にも嫌われたみたい 雲にさらわれた
月想ひ ふたつ 春雨と共に流してよ
「さよなら」なんて聞きたくなかったのに
早く私の元に返ってきて
幸せはいつも無くしてから気付くと泣いていた
この恋は果敢ない 本当のこと吐かない
この下着もはかない 今の言葉掃かない
もう神頼みなんてしないって…
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