欲しいのは誰かの希望
大量の欲を見て舞い上がって行く
そんな毎日が当たり前のニュース
人は人を愛し殺し合うから
夜な夜な集まって雑談している
機械たちは密かに嘲笑い
言葉は役に立たなかった
こんな時代に誰が仕向けた
それを勝手に決め付けて生きる人間
知りたくない情報はすぐに分かるのに
欲しい情報はキレイに隠し通す
操られているのは機械じゃなく
実は我々、人間なのかもしれない
とうに体は疲れ果て
希望はこの世界の果て
なのに眠れない闘争心の源は何？
風呂場の排水口に詰まった髪の毛みたいに死ぬ人生
秩序を失った無法地帯という名の自由と生きる人生
どちらも選択できない日々
いつか機械に食べられる資源
いつか機械に支配される世界
いつか自分に殺される世界よ
知りたくない情報はすぐ横にあるのに
無我夢中な大人たちは前しか見えず
ズルズルと資本主義の波に沈んで逝く
そのことにさえ気付かないまま
風呂場の排水口に詰まった髪の毛みたいに死ぬ人生
秩序を失った無法地帯という名の自由と生きる人生
どちらも選択できないのなら･･･
「ハヤク オレニ トドメサセ」
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