牙を失くして 羽を失くして
いつの間にか硬い皮膚も脱いだ
人間が自然から逸れ何年経った
いつから神に逆らい始めた
その変わりに手にしたのが
弱さという名の愛の化身
触れない真実 感じれない現在
涙さえも人工的なメカニズム
答えなど無い 進化した末に
見えて来る光景は・・・
角を失くして 尾を失くして
いつの間にか早く走れなくなった
薔薇でさえも棘を得て
自己防衛をしているのに
闇を嫌う人間は炎を覚え
楽な逃げ道に慣れてしまった
争う事にも 慣れてしまった
血さえも人工的に作れると錯覚
絶対など無い 未来を迎える
勇気が持てなくて・・・
今日という日が過去になる・・・
愛し合えるのは人間だけじゃない
この世界で一番愚かな生物?
弱くなった理由がほしかった
世界中探したって 笑い合える
唯一の生物なんだから
裸になって 話し合えたら
結局、みんな同じなんだろう
自負も過去も未来も 平等に流れる
この時代を共有してる喜び
僕が過去になっても 世界は変わらず
回り続けてる・・・ それが僕の答え・・・
愛の化身が薄れていく それは見えなくなるだけ
愛の化身はいつも傍に 愛する者のすぐ傍に
この言葉も過去になる・・・
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