ウマ娘 プリティーダービー シーズン２

早速参ります！

今回、紹介します作品は、ズバリ

『ウマ娘　プリティーダービー　シーズン２』

もうアニメでも、アプリでも話題の中心ですね！
競馬を知らない人も、アニメを普段見ない人も熱狂中ですｗｗ

しかし、
「ゴメンナサイ。
私、競馬もアニメもあまり興味が無いんです。
でも、流行りにはちょっと乗っておきたいんですよ」って方！
お待たせしました！！

今回はウマ娘のアニメ版・第２期の説明を中心に
そもそもウマ娘が何なのか？
どうして流行っているのか？
その辺りも語らせて貰いたいと思います！

まずは設定から知りましょう！

一見するとカワイイ女の子がレースしているんだ・・・
程度に思われるかもしれません。
しかし、そこはウマ娘の世界！！
ただのカワイイ女の子じゃないんです！
みんな実在する歴代の名馬と同じ名前を引き継いだ女の子なんです！

はい、何を言っているのか分かりませんよね。
簡単に設定を説明すると、
ウマ娘の世界線と現実は似て非なる全くの別世界と思ってください。

つまり、名馬の名前を受け継いで異世界に転生しました。
しかも、”前世の記憶は継承しませんでした設定”でございます！
最近の転生アニメだと前世の記憶を持っている場合が
殆どなんですが、このアニメは逆なんですね～。
それが逆に面白い！

そしてもう一つの設定が
『彼女たちの物語の結末はまだ誰に知らない』
そういう事なんです。

今回はタイトルにもある通りシーズン２の紹介！！
もちろん、シーズン１も楽しいのですが、
今回はどうしてもシーズン２を書かせてください！

何故なら、単純に面白かったから！！

それでは参りしょう！！
主人公は２人！
まずはトウカイテイオー！
幼い頃にカッコいい無敗三冠ウマ娘であるシンボリルドルフに憧れ
自分も同じ目標を掲げて走る新星・ウマ娘！

もうひとりはメジロマックイーン！
現時点での最強ウマ娘としてトウカイテイオーのライバルとして立ちはだかります。

はい、ここで競馬を知らない人への３冠講座！
３冠とは、オスの場合『皐月賞』『日本ダービー』『菊花賞』の事を指します。
この３冠の何が凄いのか？
一言で言えば、一生に一度しかチャンスが無いんです！
しかもデビューした翌年の３歳馬しか出られない！
だから。その年に生まれた馬の中でもレースに出られるのは最大１８頭まで！！
しかも、当然ながら１着になれるのは１頭のみ（同着を除く）

更にこの３つのレースは全て距離が2000ｍ⇒2400ｍ⇒3000ｍと長くなります。
なので、馬の中には短距離が得意な馬や長距離が得意な馬など様々なタイプが居れば、
早熟型や大器晩成型など成長速度も様々なんです。

即ち３冠を全て獲る事は強さも運も必要なんです！
ましてやそれをデビューして無敗で成し遂げる事はほぼ不可能に近い！

そんな３冠に挑むトウカイテイオーですが、
物語の序盤では、いきなり無敗で２冠の日本ダービーを獲ります。
その走りが圧巻で、残りの１冠である菊花賞も間違いと言われてました。
しかし、ここで運命の意地悪１が起きます！！

まさかのトウカイテイオーは骨折してしまいます。
当然、残り１冠の菊花賞は出場辞退。
戦わずして３冠の夢が打ちひしがれました。

かなりのショックでしたが、ひたむきなトウカイテイオーは負けません。
ケガも治り、復帰戦の大阪杯で圧巻の走りを見せます。

そして運命の大一番である天皇賞（春）というレースで
メジロマックイーンと直接対戦をします！！

このメジロマックイーン。
前年の天皇賞（春）も勝っており連覇が掛かってます。
そんな王者・メジロマックイーンＶＳ無敗・トウカイテイオー！！
勝者はメジロマックイーンだったんです。

はい、これでトウカイテイオーは３冠の夢も無敗の記憶も無くなります。
完全に目標を失い、やる気を失ったトウカイテイオーでしたが、
ここで運命の意地悪２が起きます！！
まさかのトウカイテイオー・２度目の骨折です。
気持ちも下がってましたし、もう引退かなとも頭を過ったのですが、
そんな時にメジロマックイーンが「自分があなたの目標になって差し上げますわ」
そう言って、トウカイテイオーの闘志を掻き立てます。
素敵なライバル関係ですね～～。

そしてトウカイテイオーは新たな目標として、
メジロマックイーンの再戦、そしてリベンジを掲げて奮起します。

そしてメジロマックイーンもトウカイテイオーとの約束を果たす為に
最強のウマ娘で居続ける為に、前代未聞の天皇賞（春）３連覇を目指します。

ここで物語はこの２人からライスシャワーにスポットが当たります。
このライスシャワーも可哀想なウマ娘なんです。
トウカイテイオーが無敗で３冠ウマ娘になれなかった翌年、
再び無敗の３冠に挑むウマ娘が現れました。
その名もミホノブルボン！！

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このミホノブルボンもトウカイテイオー同様に無敗で日本ダービーを勝ちます。
観客からすれば、昨年のトウカイテイオーの件もあり、
今年こそは無敗三冠ウマ娘を観たいと思い声援を送ります。
そんな観客全員の夢を打ち破ったのが、ライスシャワー！！

菊花賞を獲ったライスシャワーに京都競馬場にブーイングの嵐が起こります。
そんな光景にライスシャワーはショックを受けて、走る事を恐れてしまいます。

しかし、ウマ娘はレースに出なければなりません。
そんなライスシャワーが目標にしたレースこそが、
あの前代未聞の３連覇を目指すメジロマックイーンが出走する天皇賞（春）

当然、ライスシャワーが勝てば、
再び会場からのブーイングは必至です。
それを知って励ましたのが、自分の３冠を阻まれたミホノブルボン！！
レースには残酷さが付き物。
だけど、勝ち続ければ歓声に変わると言って励ますんですね～～

そんな友情が挟まれた後に運命の天皇賞（春）がスタートします。

結果は、、、　まさかのレコードタイムでライスシャワーの勝利！！

観客からの歓声は無いものの、罵声も少なくなってました。

そんな静寂する会場でしたが、敗北したメジロマックイーンを始め
レースに出ていたウマ娘たちから拍手が起こります。
なんて、素敵なウマ娘！！
もう作品の虜になりますね。

敗北してしまったメジロマックイーンでしたが、
立ち止まってなんていられません。
何故なら、次の目標である宝塚記念では、
あのトウカイテイオーが出てきます。
約束のレースですね。

もちろん、熱い天皇賞（春）を観戦していた
トウカイテイオーも気合を入れて練習に励みます。
はい、ここで運命の意地悪３が起きます！！
まさかのトウカイテイオー・３度目の骨折！！！
医者からも「治っても以前のような走りはできない」と宣告されます。

はい、流石にトウカイテイオーの心は完全に折れてしまいました。
引退を決意したトウカイテイオー。
そこで引退する為のミニライブが開催されます。

『んっ！？　なんで、ミニライブ？？』って思う人も居るかもしれませんが、
ウマ娘のコンセプトはレースに勝ったウマ娘がセンターになって
ウイニングライブというアイドル顔負けのコンサートを開く設定になっているんです。

なので、ウマ娘は皆、歌って踊れますｗｗｗ

そんなミニライブで引退宣言を行おうとする
トウカイテイオーの前で観客から励ましの声が起こります。
更にステージの大型モニターには
トウカイテイオーの復帰を信じる、自称ライバルであるツインターボというウマ娘が心揺さぶるレースをする映像が流れます。

そこでツインターボは見事な大逃げをして見事に勝利！

トウカイテイオーに諦めない姿を示したんですね～。

本当に感動のシーンです。泣きます！！

更に、ダメ押しはライバルであるメジロマックイーンから

「奇跡は起きます。それを望み、奮起する者のもとに、
　必ず、きっと」と声を掛けられるんですね。

観客からの大「テイオー」コールが沸き起こります！！

そしてトウカイテイオーは、もう一度頑張る事を決意します。

アニメは終盤。

再び練習を再開したトウカイテイオーに対し、
充実期に入ったメジロマックイーンも順調に調整をします。
そして次のレースに挑もうとした矢先でした。
はい、ここで運命の意地悪４が起きます！！

今度はまさかのメジロマックイーンがケガをしてしまいます。
しかも、このまま走り続ければ、日常生活にも支障をきたす程で、
治療法が確立されていない、不治の病と言われる程の大ケガです。

それを知ったトウカイテイオーは急いでマックイーンの元に向かいます。
すると、マックイーンは弱い部分を隠すように、
いつも通り気丈な振舞をするのですが、
足は言う事を聞いてくれません。
ついには、その場に倒れ込んでしまいます。
雨の中で大泣きをして、心が折れてしまうんですね。
その時の顔が何とも切ないんです！！

トウカイテイオーは励まそうとするのですが、

もう心が折れたマックイーンには届きません。
更に「もう奇跡でも起きない限り、元のように駆ける事は敵わない。
　あなたと同じですわ」とつい本音をこぼしてしまいます。

そんな絶望的な状況。
しかし、トウカイテイオーは全ての絶望を受け入れます。
そしてマックイーンに誓うんです。

「うん、そうだね。奇跡が起きないと無理だ。
　だから起こすよ、奇跡。
　僕が証明してみせる。
　僕とマックイーンがもう一度絶対走れるようになるって。
　今度の有馬記念見てて。
　僕はそこで誰よりも先にゴールする」

「そんなこと不可能です。
　今のあなたが勝つなんて」

「それでも僕は勝つんだ。
　奇跡を望んで頑張れば必ずできる！」

はい、ここでマックイーンは思い出します。
沈んでいたトウカイテイオーに自らが掛けた言葉なんです！

トウカイテイオーはマックイーンの言葉を胸に秘めていたんですね。

「僕が走るのを諦めかけた時、引っ張てくれた。
　挫けそうな時、側に居てくれた。
　僕の目標である強いウマ娘で居続けてくれた。
　待っているって言ってくれたのはマックイーンなんだ。
　今度は僕の番だ！」

はい、ここで雨雲の隙間から光が射します！

そしてトウカイテイオーは背を向けて去って行きます。

はい、主人公！！　はい、カッコいい！！

そして最終回で、運命の有馬記念！！

トウカイテイオーにとって有馬記念は、実に１年ぶりのレース！

この１年というのは、ウマ娘にとっては致命的な期間なんですね。
無事に完走できれば、それだけで感動ものなんです。

ライバルは新星・ビワハヤヒデ。
今までの全レースは１着か２着。
しかも菊花賞はレコードタイムで圧勝した強者！！
そのほかにも、その年の日本ダービーを勝ったウイニングチケット。
更に天皇賞（春）メジロマックイーンの３連覇を阻止したライスシャワー。
昨年の有馬記念覇者・メジロパーマーなどなど。
強豪だらけの有馬記念！！