民主主義に有罪が下った
そんな偽善から逃げるように
辿り着いた国道沿いにある
昭和が漂う懐かしいホテル
「その部屋には全ての記憶が眠っている」
そんな謎めいた看板を潜れば
人間は生きているだけで
何かしらの罪を犯し続けてる
そんな常識を忘れながら生きているうちは
何の願いも叶えられない
そんな妄想を餌に眠りに付くけど…
それでも次の朝が来れば
疲れた体と理想の自分を無理に醒まして
知らぬ間に奴隷となって
満員電車に収監される
多様性を否定する事も
多様性の一部なのに
そんな矛盾にも気付かず
今日も誰かに踊らされてる
ホテルメモリ 幻のような部屋で
ホテルメモリ 夢に抱かれて
ホテルメモリ 全てを投げ捨て
ホテルメモリ 明日を排除して
ホテルメモリ 本当の自分に出会える
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