道の途中・ビルの片隅
いつでもどこにでも潜んでいる
感情という名のヤツに襲われる
瞬間が訪れる分岐点の今
囚われた感情の行き先は
闇に浮かぶ崩れかけた城の中
迷宮入りした乙女の気持ち
最高級の愛って何だろう・・・
この城から出られそうにないから
偽りのないアナログで対応したい
ドラキュラがやって来る前に
紙に残そう今の想いを
全て忘れる前に
時計の針さえも止まりそうな
冷たい月と熱いベットの中で
未だに有りえないシナリオ
描き続けた私自身が迷宮入りしたみたい
十字架なんて効き目はない
現実なんていつも厳しいもの
分かっていたつもりだけど
自分に甘い囁きを続けてたのは誰?
冷たくなっても愛し続けたい
もうすぐドラキュラがやって来る
血液を全て吸われた後に
何も残らなくても愛して居られる?
ほら血の匂いが混じってきた
ほら満月も紅く染まり
ほら深紅のカーペットで
やらしい音が聞こえてきた・・・
ハクセイになっても愛されたい
ドラキュラに吸われている途中に
忘れた今までの想い出が溢れて
綺麗に並んで嘲笑ってる
あんな恋も捨てたっけ
そんな愛も食べたな
それを忘れた私の罪と罰
ドラキュラが去った後で・・・
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