詩集ー未公開のアセンションたちー

ほら、やらしい音が聞こえて来たよ 始まりの合図は君のエロスから 周りなんて気にしなくても良い 好きなように夜を飛びましょう ･･･お前は卑怯者 ･･･お前はもう飽きた ･･･お前は嘘の虚像　アングラエロスだよ 　お前の正体は　...

今日も目覚めた　たくさんの細胞も目覚め始めた 脈は動いている　人の温もりもまだ感じられる 当たり前の様に　隣で眠る君の寝顔が何よりの証拠 始めての優しさは　うつむいたまま出会ったね 無いものねだりだった幼い心だったから あの頃は素...

それぞれの愛 それぞれの夢 それぞれの道の途中で 誰かと出会った事も 誰かと別れた事も 全て運命と決め付けていた あの頃から今まで 僕に関わってくれた全ての人達に ありがとうと伝えたくて 地球が出来て生命が生まれた時から ...

感じれるモノがいつも同じだったら 何も言わずに分かり合えるのに 生まれや育ちが違うから また争うこともあるでしょう それでもお互い言いたい事を 言い合えれば分かり合う事も出来るから 「雨降って地固まる」 それでも駄目なら･･･...

あの花の名前は　僕の人生で一度も出会わなかった花 あなたは知っていますか　あの花の名前を？ 春には春の花が咲き乱れるけれど 人間は季節とともにその花を忘れるでしょう でもまた季節は巡りめぐって 人間はその花の一番美しい時だけ思い出...

僕の中を流れる心のアマゾン河 果てしなく長く細い人生みたいな河 赤と青が交わるその間を　裸で泳いでると ピラニアの群れに襲われ 僕の骨と欲望だけ残していった・・・ 欲しがる気持ち・・・・ 哀れむ気持ち・・・・ 醜い気持ち・・・...

二つの影が一つに重なる　今日の終わりを告げる夕陽で･･･ 今まで何人の犠牲の上で　今の自分が存在すること 隠された涙の数だけに　飾れる花がないと知った瞬間 愛されるまでの価値を　いつか勝手に決めてた日々に 本当の愛の意味を教えてくれ...

秋はなんか　ゆっくり時間が経って行くね･･･ 夏の暑さを惜しむように･･･ 君はなんか　早く歳を取ろうとしてるね･･･ 見えない将来に不安ばかりの旅路の途中で･･･ 今までの人生感じるような寝息、隣で感じてた 今なんか寝言 言った...

毎日会う自分を追い越して また新しい自分に出会ってきたけど 限界は何処かなんてまだ分からないから 未来は不安なんだろう なんでも一人で背負い込んでいる 昔の自分を責めている人に会った あの日の僕と少し似ていた 過去を取り戻した...

目を閉じたら殺されてしまう この世は暗黒と暗黙のルーレット あの頃のAM 3：30と違い興奮はない･･･ よく好く欲の峠を上った18歳の夏 確かなぜか蝉の抜け殻が群がってた 有刺接線の向こう側で戦死した人の群れ･･･みたいな 　...