la-buenavista-santander

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詩集ー未公開のアセンションたちー

16.愛の化身(詩)

牙を失くして 羽を失くして いつの間にか硬い皮膚も脱いだ 人間が自然から逸れ何年経った いつから神に逆らい始めた その変わりに手にしたのが 弱さという名の愛の化身  触れない真実 感じれない現在 涙さえも人工的なメカニズム ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

15.昔、ネコだった人(詩)

暖かいのか・・・冷たいのか・・・ 嬉しいのか・・・寂しいのか・・・ 分からない・・・生きること 今も夢でよく見るんだ 時間にも道徳にも縛られなく 自由に街を軽やかに歩く姿を  雨にも負けず 風にも負けず 人の欲望にも負けず ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

14.人間嫌いだった頃の君へ(詩)

偶然じゃないと願うのは そこに弱さを感じるから 思い出したくない過去は そこに未練を残したから  振り返る強さも 忘れてしまう悲しさも 生きているからこそ 流せる同じ涙  その呼吸にさえも 理由を欲しがる 何故、生まれてきたのか ...
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13.プリーズ 未来(詩)

ごめんなさい・・・ あの頃の夢・・・ 今の僕にはちょっと無理みたい・・・ 何も恐れずに 振り返らずに 走り続けられたのは 何も知らなかったから 今まで好きになった人 幸せに暮らしてるかな 僕と出会って後悔してないかな 与えられた...
詩集ー未公開のアセンションたちー

12.「本当はね」(詩)

その日は朝から夜だったから 徐々に憂鬱が駆り立てる色々な病み上がり この地球に人間として産まれた不幸 それは傷付け合う事なのかな この地球で君とめぐり合えた不幸 それは騙し合う事なのかな・・・ なんてね 君だけはずっと子供で居て...
詩集ー未公開のアセンションたちー

11.キンバエ(詩)

シラサギが残して行った 魚の死骸に群がる 気が付けばまた新しい太陽が昇り いつの間にか干乾びて味気も無くなり また新しい場所を探す為に 宛てもなく飛び廻る毎日  何の為に生まれた そして 生きてる 自ら死を選ぶ権利もなく 生...
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10.SPEED OF DAYS(詩)

「時計の針を止めても 時間は流れっぱなし・・・」 二十歳を過ぎてからの人生は 一秒が早過ぎて戸惑う毎日だ 勝ち負けを決めている生活は 一敗が重過ぎて潰れてしまいそうで 無理にこじ開けた楽園は 流れ星よりも早く砕け散った・・・ ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

9.命概論(詩)

今日もMonday 明日もMonday きっと毎日がMonday 嘘を嘘で固めた夢は 永久に溶ける事なく ただ時間が埃を被せた 生まれた意味なんてどこにもない セックスの匂いが証拠さ 生々しい人間の構造が答えさ 「君に会う...
詩集ー未公開のアセンションたちー

8.今日の欲望様へ(詩)

お粗末な液体 垂れ流しながら眠る 今日の欲望に感謝しながら眠る そんな今宵の夢は… 悲しき記憶と醜い追憶に垣間見える あの子の正体は… また訪れた新しい欲望 興奮と絶望の間でお茶でも飲みませんか? また酌んで… また酔って… ...
詩集ー未公開のアセンションたちー

7.禁じられた遊び(詩)

神が嘘を付いた そんな大した事じゃない 罪が笑い始めた そんな怖い事でもない 体を売りさばく そんな当たり前の時代で 心まで売ったら 人間を見失ってた 檻の中に閉じ込められいる理由は 悪い事をした訳じゃなくて 今宵も誰かの餌食に...
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