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76.暗黒時代より愛を込めて(詩)

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死んだふりがとても下手な 私の感性が泣いてる
脳の中に潜んでる地獄の数は やっぱり108つだって

あなたとの不協和音が響くあの月の形は
妖しく妬ましくも羨ましい そんな素敵な夜だった
あなたの寝息に合わせて歌えば この世界も少し平和になる

生きること ときに残酷に だけど美しく だけど切なく
今年もまたお墓参りに 行けそうにないから
せめて今夜の歌たちはあなたを想い歌います
本当はあなたに会いたくて 泣きそうになるけど
明日は待ってくれないから

人はいつか海に戻る その理由はそのときに分かると言う
無けなしの私達の未来に 答えなんて要らないのに

いろんなアニメで地球が狙われる度に
新しいヒーローが現れるのに 現実はいつも敵ばかり
気が付けば私も誰かの敵になって この世界を食べようとしている

生きること ときに残酷に だけど美しく だけど切なく
人生は一度しかないけど 選択肢は一つじゃないから
まだ大丈夫 はじめからやり直しても まだ間に合う
気休めだと思わないで 私はいつまでも忘れない

また自爆テロが起こりました。
内戦が悪化してます。
死者の中に子供も含まれてます。
女性も多く亡くなりました。
私が何故そこに含まれなかったんだろう
なんで他人事のように過ごしてるんだろう
理由が知りたくて 悔しくて 泣きたくて 会いたくて
あなたに会いたくて だけど会えなくて
明日もきっと海を眺めてる

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