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12.「本当はね」(詩)

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その日は朝から夜だったから
徐々に憂鬱が駆り立てる色々な病み上がり

この地球に人間として産まれた不幸
それは傷付け合う事なのかな
この地球で君とめぐり合えた不幸
それは騙し合う事なのかな・・・ なんてね

君だけはずっと子供で居てね
僕がずっと優越感に浸れるから
不謹慎だと分かっているけど
だから余計に溺れて逝けるから

争いの無い世界がほしいなんて嘘
僕はもう偽善者を卒業したから
何様のつもりと言われても困るよ
正義気取りはこの歳じゃ疲れるから

この小さな世界は僕の器をそのまま映してる
この小さな世界で悩んでる僕はそれくらい小さな器
笑えよ 人間なんて生まれつきの不公平
皆 違う顔で 違う考えで この世界を狙っているのさ

君だけはずっと僕だけを見ていて
僕が段々と弱くなっていくから
どうせ何時かは散り逝く命
最後くらいカッコ付けさせてよ

若かりし僕は綺麗な愛の中に咲いた欲望だけ愛した
君の中に咲き乱れた欲望だけを死ぬまで愛した
答えなんてないテスト用紙をずっと眺めてる
それが人生なんだよ それが生きる事なんだよ

本当は帰りたいんだ あの場所に
帰れない事なんて物心付いた時から分かってた
だから今の気持ちを紙に残そう
一番惨めな今の僕を忘れないために・・・

PS 恋は去っても痛みは残るものらしい・・・

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