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哲学の沼 その3 ジョン・ロック『生まれつきなどない。経験次第で人はどのようにでもなる』

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「はっ?」と思いましたよね!
今の時代だと当たり前の哲学。所謂、当たり前シリーズです!

では、何故に当たり前の哲学が今まで残っているのか?
昔は当たり前じゃなかったんです!
そんな価値観を生きていたジョンが、
どのような経緯で今回の哲学に至ったのかを学んでいきましょう!

まず有名哲学者のプラトンが
人は生まれながらにして、前世で得た知識を有している」と考えていたんです。
マジか!? って思いませんか?
今の時代だと100%否定できますが、
ジョンの時代ではそれが常識だったんですね。
いや、普通にみんな生きてて「自分の前世の記憶が!」
なんてならないはずなんですけどね?
変な時代でした。

更にデカルトという哲学者は
何も経験しなくても、世界を正確に認識できる」と考えていたんですけど、
しかし、流石のジョンもこれは否定しますw
「いや、超能力者か!」って皆さんもツッコみたくなりますよね!
しかし、皆さんちょっと考えてみてください。
今の時代でも専門家や偉い人がそれっぽい事を言ったら信じちゃいませんか?
ちょっと完全に否定する勇気無くないですか?

しかし、ジョンは「違う!」と否定できたんですね!
何故か?
ジョン自身は哲学者であると同時に医師もやってたんですね。
主に小児科を専攻していたらしく、多くの乳児・幼児と接していたんですね。
そんな多くの子供を診ているうちにジョンは確信するんです。
生まれた時の人の心は
何も書かれていいない石板」のようなものだと考えたらしいんです。
ジョンがたまたま医師で子供と多く触れ合う環境下に居たからこそ
辿り着けた哲学ですね。

改めて、今回の哲学の教えとしては
文字通り「経験次第で人はどのようにでもなれる」という事です。
当たり前の事なんですが、「どのようにでもなれる」の部分には
良くも悪くもなるという意味が含まれてます。
当然ながらジョンは年齢の事など一切言ってないですよね。
人生100年時代。
何歳になっても、どのような状況でも、
経験次第で人はどのようにでもなれるんです!
皆さんはどうなりたいですか?
それはいつから始めますか?

では、また!

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