(小説)black sheep act.1 骨と嫉妬と本当の気持ち ――二〇一三年 四月。 テレビを観ていたはずが、いつの間にか寝ていたようだ。随分と変な夢を見ていた気がする。しかし、どんな内容だったかは既に思い出せない。 未だに流れるテレビの中では東日本大震災から二年が経った現状を報じ... 2026.08.03 (小説)black sheep
(小説)black sheep Prologue 東京ダビンチは噓つき 極楽鳥の骨を拾った帰り道。 公園の隅にあるお化け屋敷みたいなトイレで用を足す。 歪んだ苔だらけの柱の真ん中ら辺。 赤い字で『東京ダビンチは噓つき』と殴り書きされている。 ――確かに、そうだ―― と僕は... 2026.08.03 (小説)black sheep