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第2話 VOICEROID2で実際に小説を読ませたんだが、、、 無理~~~

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さてさて、前回の続きです。

早速、実際にVOICEROIDを使って自分が書いた小説もどきを読ませます、、、

原文は以下の通り↓

奈良県天川市。。。

何処にでもありそうな閑静な住宅街。
まだ日の出を迎えたばかりの5時過ぎという事もあってか、
周囲に人の姿は見られなかった。

そんな静まり返った一軒の民家の前に黒い乗用車が停まっている。
しかも、その車の上部には簡易的なパト・ランプが乗っていた。
所謂、覆面パトカーだった。

家の中には、既にスーツ姿の私服警官2人と白衣姿の老人があった。

事故なのか、事件なのか…
現場検証を行っている最中だが、3人は一様に険しい表情を浮かべていた。。

3人の目の前では、2日間も寝たきりの状態に陥っている少年の姿。
少年の両親に尋ねた所、寝たきりになる直前までは、特に変わった様子はなかったという。
それに生まれてから大きな病気に罹ったことも大きな怪我をした事も無いそうだ。

白衣姿の老人は寝たきりになっている少年の右腕を布団から出して脈を計ってみるが―

「脈は正常。目立った外傷もない。何の異常も診られんわい」

枯れた老人の声が静寂した部屋に虚しく響く。。

半ばお手上げ状態の老人は、首を何度か横に振りながら
少年の腕を布団の中に戻す。

「これで三十一人目か」

そう言いながら、眉間に皺を寄せたベテラン刑事の真柴は、顎先に手を添えて考え込む。

「もう普通の出来事じゃないですよ! どうなっているんですか?」

もう一人のまだ若そうな青年刑事はあからさまに動揺していた。

「落ち着け、江藤! そもそも普通の事件じゃないから俺たち特別部署が出ているんだぞ」

真柴に諭された江藤は我に返ったように表情を曇らせ背中を丸める。

この寝たきりになった少年を含めて実に31人もの被害者が既に出ている状態だった。
「しかし江藤の言う通り、今回も厄介な事になってきたわい。
そろそろ具体策を打たねば、世間に情報が漏れるのは時間の問題じゃぞ」

このような不可思議な現象は三日間という短期間で起こっている。
何の手掛かりも見いだせず、思わずため息を漏らした真柴は
スーツの懐からしわくちゃになった紙を取り出す。。

その紙には、この家の近くにある高校の2年D組のクラス名簿が記されていた。
その中には寝たきり状態になっている少年の名前も載っている。
更に他の生徒の名前の上には赤ペンで丸印が書かれているが、
その名簿の中で未だに印がされていない氏名が残っていた。
「これで残りは、この“鈴村 カホコ”だけですね…」
と真柴の横から名簿を覗き込んでいた江藤だったが、
何かに気付いた様子で目を凝らしながら出席番号の欄を指差す。

「あれ? この出席番号、間違ってないですか?」
江藤が名簿を指差した所には最終番号の33と記されている。
しかし、このクラスは全員で32人。

「いや、間違っていないんだ… このクラスには、少し前に不幸があったからな」
「そうだったんですね。それじゃあ、次は鈴村さんの家に向かいますか?」

江藤の問いを聞いた真柴は、何かを思い出したように部屋の窓へと視線を送る。
すると、日の出を迎える街には徐々に明るさが差そうとしている最中だった。
「そろそろ時間だ。日中に俺たちが動くと目立つ。
アポだけ取って人目が付かない時間帯に伺うとしよう。
村井博士もご足労を御かけしますが、、、」

― リリリリ… リリリリ… ―

真柴のズボンから携帯電話のシンプルな着信音が鳴り響いた。
「おっ! 失礼」

持っていた名簿を江藤に渡した真柴は急いで携帯電話を取り出した。

「はい、真柴です。 …荒波課長! はい!」

驚いた表情を浮かべた真柴の声が徐々に緊張へと変わる。

「…はい。と、いうことは……… はい、念の為、依頼申請書は持っていますが…」

話しているうちに真柴の表情がみるみるうちに強張っていく。
「はい、分かりました。では、失礼します」

そう言いながら、悔しさの滲んだ表情で真柴は電話を切った。

「これですか?」

そんな真柴の会話を聞いていた江藤は
すぐに何のことか察した様子で、
持っていたカバンの中から、A4サイズの用紙が何枚か入っている茶封筒を取り出した。
しかし江藤自身は、その中に入っている“依頼申請書”自体に
何の内容を示しているのかまでは、全く理解していない様子で間の抜けた顔をしていた。
そんな江藤の表情を見た真柴は溜息を漏らす。

「そうだ。もはや警察では手に負えない、、 と上が判断した。不本意だが仕方ない。岡山に向うぞ」
それを聞いた白衣姿の村井博士は安堵したように表情を緩める。
「ようやく上層部の重い腰が動いたか、、、 これでワシも用済みじゃの」
全てを把握して何度か頷いた村井博士とは対照的に、江藤は動揺した様子で両手を広げる。

「えっ!? 捜索は打ち切りですか! それに何なんすか、この依頼申請書って? しかも岡山!?」
動揺する江藤を見た真柴は再び溜息を漏らす。
「その申請書は国家機密項目だ。それを依頼主に届け出たら俺たちの仕事は終わりだ」

呆気に取られた江藤の肩を軽く叩いた真柴は村井博士と共に部屋を後にすする。
それを見て江藤も重い足取りで2人の後を追うように部屋を去る。

1階に降りると心配そうな表情を浮かべた少年の両親が待っていた。

「あの子は大丈夫なのですか?」
親として当然の心配だ。
母親は今にも泣き出しそうに目を潤ませ、真柴に迫ってくる。
それに堂々と答えられない自分の非力さを痛感するように
真柴は表情を曇らせる。
「いえ、まだなんとも… しかしこの先は専門の特派員に依頼申請書を提出してきますので…」
苦し紛れの言い訳に、言っている自分が情けなくなってしまう。
真柴は自然と握りこぶしを作っていた。
「それで、あの子の意識は戻るのですか?」
必死で問い詰める母親。

「それも、なんとも言えないのですが、こういった珍事件を扱う専門家に頼むので。もうしばらくお待ちください」
ここで真柴は、自分が今できる事最低限の仕事を果たす。
しかし、ここで中年警官の表情が今までの申し訳無さそうな表情から一変し、神妙な面持ちに変わる。
「この事はくれぐれも部外者には内密にお願いします。
特にマスコミにバレて公になると、色々とこじれてお子さんの命が助からない可能性が高くなるので…」

真柴は脅しに近い物言いで、今もうろたえる母親に忠告した。
それは、この件だけでなく、依頼申請書に関する全ての出来事は完全に口止めをしなくてはならない。
それが上層部からの命令であり、真柴が所属している特別部署の大事な業務内容だからだった。
その理由を真柴自身は聞いたことが無い。
しかし、聞かなくとも大凡の検討は付く。。

この世界には知らない方が幸せな事で溢れている。
政治の本質や、偉人の知らない真実に、刑務所内での不都合な事件など。
その中のひとつが今回のような不可思議な出来事の末路だろう。。

母親に深々とお辞儀をして家を後にした真柴も
二人が乗り込んだ覆面パトカーの運転席に乗り込む。。。

シートベルトを着用した所で、ふと隣に目をやると、
助手席に座っていた江藤は、あろう事か、
依頼申請書の内容をまじまじと読んでいる最中だった。
「おい、中身を開けるな! 機密事項だぞ!」
「すみません。。でも気になるじゃないですか!
自分たちが全く歯が立たない事件に誰が挑むのか?」

全く反省が見られない江藤の謝罪に、真柴は怒りよりも呆気に取られた。

「…真柴さん、ここに書いてある“鬼師”って何ですか?」

鬼師。。 真柴もその単語は何度か聞いた事があるのだが、

「どうやら、何かの職業らしいが… 上層部は何も教えてくれん!」
「真柴さんも知らないんすか!? 本当に大丈夫なんすか? そんな訳の分からない人に任せて?」

目を丸くして驚く江藤に対して、真柴はいつに無く真剣な眼差しに変わる。

「江藤は今回が初捜査だったな?」

「そうっすよ。この特別部署に配属されて早2ヶ月、やっと事件だと張り切っていたのに…」
少し残念そうにぼやく江藤に対して、真柴はため息混じりに言った。

「お前は本当の恐怖をまだ知らないから、そんな事が言えるんだ!」
「何かあったんですか?」

真柴のただならぬ気配に江藤も次第に表情が強張る。

真柴は過去に出くわした恐怖体験を思い返し、
江藤に対して、教えるべきか迷った寸前で溜息を漏らすと、切ない表情で違う言葉を呟いた。
「…今回も延命できたと喜ぶべきか」
「なんすか、それ! 教えてくださいよ!」
「早く依頼申請書を仕舞え! すぐに岡山に向かうぞ!」

そう言って真柴はエンジンを掛けて、バックミラーを確認すると、
そこには既に後部座席で眠りにふけている老人が映っていた。。。

周囲は既に家を出るサラリーマンや学生の姿が見え始めた。
真柴が運転する車は、急いで岡山を目指した―

 

はい、長すぎる!!

しかも、一発で読ませようとすると台詞箇所も単調になってしまう。

なので、最初の作戦として台詞箇所を1つずつ音を調整して人物を変えようとしました。

すると、作業すること2時間半、、、

なんと、65個の音声ファイルに!!

動画を作るってこんなに辛いのか!?

舐めてました。すみません、、、

しかも、この部分で出て来る人物が殆ど男どもなんよ!

結月ゆかりの意味が無いんじゃ!!

老人の声に違和感しかない!!

そんな65個のファイルを、この後はどうしましょうか?

ネットで調べた結果、AviUtlを薦めていたのですが、、、

セッティングだけで心が折れそうだったので、断念!

10年以上も前に購入していたエレメンツ7を使用しようかな、、、

そういえば、、、 素材は、、、

 

次回、フリー素材巡りの旅へ ~そして伝説へ~

 

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